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渋滞学

渋滞学

車は乗らないですが、何気に渋滞学の本を読んでいたりします。

わたしは千葉住まいなので基本的に電車移動で事足りることが多く、車とは無縁な生活です。

車も持っていないので完全なペーパードライバーですが、仕事の関係で年に数回はレンタカーに乗ることがあります。

その時は地方で乗ることが多いので、渋滞とはほぼ無縁で過ごしているんですよね。

特に北海道はプライベートでも行くことがあるのでレンタカーを使うことが多いですが、北海道は渋滞がなくていいですね!

見晴らしもいいので、とても気持ちよく車を運転できる感じです。

こんな環境なら車もいいなぁとか思ってしまいますが、きっとたまに乗るからなんでしょうね。

何年か前に知床へ家族旅行に行った際、帰りのカーナビをセットして走り出したら、「次の曲がり角まで100.0km」の表示を見てしまった時に北海道の本気を垣間見た瞬間です。

そりゃ平均時速100km超える人もいるよね。

片側1車線の道を90kmで走っていた時に、当たり前のように追い抜かれた時もありますし(笑)。

そんな感じで普段は渋滞とは無縁ですが、先日えらい渋滞にはまりました。

スーパーのレジ行列です。

一週間くらい前にも行ったのですが、その時は品薄感があったのでそれほど人はいませんでした。

でも、先日行った時はレジに大行列!

明らかにレジの数が足りないような雰囲気を醸し出していました。

これは非常事態宣言下の特殊な状況に限らずに、レジの渋滞は平穏時にもちょくちょくと発生するものですよね。

どんな条件下で渋滞が発生するかを、科学的に面白おかしく学ぶことができます。

すごく興味を引いたのは、科学的に証明をする際、ある物体(人でも可)がランダムに動くと定義した方が予測がしやすいということです。

予測通りに動くことはないと思った方がいいって感じですね。

この観点は業務の中で落とし込もうとすると、なかなかに抵抗があるのではないでしょうか。

例えば製造業だと毎日の生産計画は詳細に作られていることが多いと思います。

業務の中での生産計画はばっちり整えた!

あとは各工程がしっかりと自分の仕事をこなしていくだけでOK!

と思っていても、何かしらのネガティブ要因は起こりえることで、計画通りの生産を行えない場合があるでしょう。

むしろ、何事も計画通りに行えないことが当たり前かもしれません。

製造業だとわかりやすいですが、サービスに置き換えればどんな業種にも言えることになります。

こういう現象をあり得ない事象として捉えてしまって対処するのと、当たり前に起こることとして対処するのでは、対処する方法も現場への当たりも変わってくるでしょう。

ネガティブに見える現象も必然と考えれば、見え方も打つ手も変わってきます。

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