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売り切れは機会損失?


今年はまだ健康診断を受診していないなーと思って、5月半ばに予約を入れてみました。

コロナの自粛が落ち着いているといいですが、落ち着いていなかったらひょっとしたら受診できないかもなぁとゆるく思ってます。

 

そんな今日からAccelerated Strengths Coachingコースを受講です。

これを受講した後、最低6名へのコーチングを行い、基準以上の評価を得られればストレングスファインダーの資格を付与される流れです。

変な言い方ですが、実験台になってもいいよ!という奇特な方がいらっしゃったら、こっそりお声掛けくださいませ。

遠方でもZoomで対応ができる、はず、です。

 

このコースは4日間連続のZoom講座になりましたが、ゴールデンウィーク中なので妻も子供も近くにいるんですよね。

自宅からでは周辺環境的に集中できないし、専用の部屋とか机とかもないので厳しい。

 

はて、どうしたものかと思案していたら、ニュースでアパホテルのテレワーク応援プランというのが出てるじゃないですか。

これはもう、今のわたしの為にあるようなプランですね!

 

ということで、今日から4泊5日のアパホテル引き篭り缶詰生活です。

ゴールデンウィーク中なのにテレワーク応援プランですが、気にせずに自由を満喫します!

 

さて、前回に引き続いてのパン屋さんMQ会計です。

 

こんな感じでお店を表現していますが、モデルとしては以下のようなパン屋さんです。

 

P=200 平均単価が200円のパンを売っている

V=60  パン1個を作るのに、原価として60円かかっている

M=140 パンが1個売れると、140円儲かる

Q=18000 30日営業していて、1日当たり600個のパンを売っているとすると、1ヶ月で18,000個のパンを売っています。

 

上記から、1ヶ月の売上PQは360万円、原価VQは108万円、粗利益額MQは252万円になります。

 

固定費Fは以下のようになっています。

 

給与  60万円(月給30万円が2人)

パート 72万円(時給1000円、1日に8時間勤務が3人)

家賃  15万円

光熱費 12万円

消耗品  5万円

利息   5万円

償却費 10万円

その他  5万円

ロス  18万円(ロス率5%)

 

計  202万円

 

粗利益額MQ252万円から固定費F202万円を引けば、最終的な利益G50万円になるということです。

1ヶ月で利益Gが50万円出れば、1年間で600万円の利益Gということになりますね。

すごく優良なパン屋さんなので、このままイケイケドンドンで売っていこうと意思決定したいところです。

 

でも、このパン屋さんは30日営業、つまり定休日なしです。

そして社員が2人なので、なかなか休みも取りづらい環境ではないでしょうか。

特にパン焼き職人は技術的な問題で替えがきかない場合も多く、休みたくても休めないという状況かもしれません。

 

それともう一つ、ロスが5%もあるのが気にかかっていました。

これはパン屋さんの平均値であり、多くのパン屋さんが閉店後にパンを捨てている状況です。

せっかく作ったパンが売れずに廃棄されていくのが常でした。

 

売り切れが出ると機会損失になる思い、常に商品が並んでいる状態を維持するためにどんどんとパンを焼く。

そうするとパンを焼くための仕込みや準備も増えて、朝早くから仕込みをしないといけない毎日。

 

でも、パンはあってもお客さんが来るとは限らない。

閉店後にパンが残ると泣く泣く捨てるのだけれども、お客さんに売るパンがないという状況が怖かったそうです。

 

そんな中、廃棄を出さないパン屋さんの話を聞いたんです。

そのパン屋さんは外国人の友人から「パンを捨てるのは、おかしいよ」という言葉で目が覚めたそうです。

そこからやり方を1年間研究をして、前は夕方になるまでパンを焼いていたのを11時までにしました。

 

するとどうなったか。

 

パンは営業時間内にすべて売るようにし、どうしても売れなかった分は委託販売や翌日販売に回した結果、ロスが0になりました。

営業時間は短くなり、労働時間も大幅に短縮され、休業日も作れるように改善。

そして、利益も残せるようになったそうです。

 

そのモデル店は以下のような感じになるでしょう。

 

売るパンは変わっていないので、PもVもMも変わりません。

 

週一で定休日にすると決めたので、営業日は26日になります。

今まで600個を売るためにたくさんパンを焼いていましたが、ロスを出さないために500個のパンを焼いて売り切り販売に切り替えました。

なのでQは26日×500個=13000個になります。

 

上記から、1ヶ月の売上PQは260万円、原価VQは78万円、粗利益額MQは182万円になります。

 

固定費Fは以下のようになっています。

 

給与  60万円(月給30万円が2人)

パート 21万円(時給1000円、1日に8時間勤務が1人)

家賃  15万円

光熱費 10万円

消耗品  5万円

利息   5万円

償却費 10万円

その他  5万円

ロス   0万円(ロス率0%)

 

計  131万円

 

粗利益額MQ182万円から固定費F131万円を引けば、最終的な利益G51万円になるということです。

 

固定費が大幅に下がったのは、パートの人件費低下が大きいですね。

パンの焼く数量を少なくしたこと、営業時間を短くしたことで1人のパートスタッフがいるだけでお店が回るようになります。

また、定休日を設けたことで働く社員にも余裕が生まれて、お店のことについて時間を使えるようになるでしょう。

 

一般的にはモノを多く売って、大きな売上を叩き出すことが利益を出すためには必要だと思われていることもあります。

少しでも売上を上げるために多大な労力を投入して、売上の最大化を図ることを求められてきました。

 

でも、売上を最大にすると利益も最大になるのかというと、実はそうとは言い切れません。

 

上記のパン屋さんのモデルでは、売上360万円の時では利益50万円、売上260万円の時では利益51万円です。

売上が100万円も下がっているのに、利益は1万円とわずかではありますが増えています。

 

このパン屋さんを見ると、経営の意思決定の1つに「売上を下げる」という選択肢が取れることがわかります。

 

もし売上を360万円をキープした場合、社員は長時間労働を強いられ、休みもなかなか取れない状態が続くでしょう。

この状態は会社にとって、望ましい状態ですか?

 

こんなシミュレーションも、MQ会計を理解するとなんとなくできたりします。

会計は本来の目的として過去の把握ですが、MQ会計は未来会計です。

 

今よりも良くするためには何をすればいいか。

それを数字という科学で仮説と検証を行っていくと未来が見えやすいです。

 

 

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