いつもは通勤ラッシュでぎゅうぎゅう詰めだった朝7:30の東西線。
緊急事態宣言が解除されても余裕で座れる感じになっています。
東京一のラッシュと言われる東西線とは思えない状態で、今更ながら影響の大きさを感じます。
さて、続きは受講者仲間の姿勢でした。
元も子もない話をしますが、インストラクターの知識なんてとても小さなものです。
MGを何期もやってインストラクターとなり、伝える立場になったとしても、MGを自分の視点で認知できた部分しか理解していません。
それは人間の脳はとても都合よくできており、自分が関心のある事柄しか脳は処理しないんですよね。
脳が処理しないということは、目の前に物があったとしても「見えていない」のとまったく同じです。
例えば授業で先生が話していたとしても、まったく聞こえていない時間ってありますよね。
興味がないので、脳が処理をしていないんです。

なので、インストラクターには好きで好きでしょうがない得意分野があり、ちょっと苦手な分野もあるということ。
実はこれ、インストラクターはもちろん、受講者全員に言えることなんです。
受講者それぞれが自分の得意分野で活躍して、これまで活動をしてきています。
所属している業種も違えば、立場も違うし、年齢さえもまるでバラバラ。
ある参加者は入社したての新入社員。
ある参加者は中小企業の社長。
ある参加者は上場企業のマネージャー。
ある参加者は2児の母であるパートさん。
時には小学4年生が参加するMG研修もあります。
そんな素敵な人たちが集まって、MG研修の2日間を共に過ごします。
個性豊かな原石だらけですよね。
ここで目指すのは、イモ洗いの学びです。

大きなイモも小さなイモも、細長いイモも丸っこいイモも。
全部をまとめて桶に入れて、ごしごしと洗います。
色んな形の芋がぶつかり合って、次第に磨かれていく状況です。
色んな形の原石が次第に輝きを放っていくんですよね。
MGの場ではインストラクターだからすごいとか、社長だからえらいはありません。
水平教育の場です。
社長も新入社員から学びを得るし、マネージャーもパートさんに教わる時もあります。
中学生が大人に教えている場なんて、MGではよく見る光景なんです。
実はインストラクターも受講者から大きな学びを得るくらい、教え合いは素敵な思想です。
教えてもらうだけの場と、教え合う場。
どちらが明日からの行動に繋がるでしょうか。
受講者仲間の姿勢が大きな学びの空間を作り出す要因になるのです。
さて、続きは明日!