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感覚の動物

感覚の動物

東京に戻ってきたら、健康診断の結果が返ってきていました。

ちょっと楽しみにしていたので嬉々として開けたのですが、何気に去年と変わり映えのしない結果に。

低下傾向だった白血球は横ばいに転じて、時代が始まってきた感が出てきました。

あとは食生活を見直す必要がある数値が出ているので、また禁ラーメン期間が来る気がします。

来る気はしますが、糖質を抑えればいいような気もしていますので、甘いものの方を控えようかな。

新しいところでは、初めてアレルギー検査をやってみました。

おそらく花粉症なので見てもらったのですが、やっぱりスギヒノキがアレルギー。

2月から4月は凹み確定な感覚はこれみたいです。

あとはハウスダストにアレルギーがあったんですよね。

思い当たる節が数多くあって、だから家よりもカフェの方が集中できるんだなって振り返っています。

何か事を行う時には、やっぱり環境も重要になってきますね。

わたしには自宅勤務は向いていないかもしれません。

というわけで、今日は研修の環境の話にしようかなとか思っています。

最近は三密を避けるためにオンライン研修がすごく増えていました。

6月になって、やっと小規模ながら集合研修が出てきましたが、まだまだ様子見の企業が多いですね。

そんなわたしもオンラインのセミナーによく顔を出していました。

すごく学びが身近になったというのが第一印象です。

時間も場所も選ばずに、誰でも気軽にZoomを立ち上げて始められるんですからね。

夜の研修となると場所の確保も大変だったのが、家の中でお酒を持ち込みながらの研修。

むしろ夜の方が都合のいい人が多い感覚で、みんな楽しそうに集まっていました。

っていうか、イラストやさんはやっぱり仕事が早いですね。

そんな便利なオンラインセミナーですが、どんなことにも裏表があるようにデメリットもあります。

昨日、久しぶりにオフラインでのセミナーへ参加しましたが、やっぱり熱量が異なります。

研修内容はもちろん同じです。

内容のクオリティや解説方法に関しては、むしろオンラインの方が考えられていたり、気合が入っていることが多いでしょう。

それでも、わたしはオフラインの繋がりがとても重要だと再確認してしまった3時間でした。

言葉ではなんとも表現しずらいのですが、なんでしょうね。

講義中でもお構いなしに、こっそり隣の人と深掘りトークをする瞬間。

休憩中に色んな人と声を掛け合う瞬間。

決意表明時の、リアルとオンラインの温度差を感じた瞬間。

帰り道にあーだこーだと雑談しながら駅に向かい、「またね」と別れる瞬間。

わたしの中の【親密性】が、やっぱりこの環境を求めているんだなって感じていました。

「オンライン疲れ」とも表現されることがありますが、その表現で括れるわけではない気がします。

オンラインとオフラインという小さな差ですが、その間には人との関わり合いに深みを感じられるものが減衰している感覚です。

やっぱりこの数十年間にわたって培ってきた対人の感覚は、そう簡単には変化しないのかもしれません。

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