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時間は意思決定の基準

梅雨が続いている毎日ですね。

九州では大雨の影響で大変な状況ですが、一日も早い復旧を願っています。

うちでは7月からクーラーが早くも活躍中です。

真夏日や猛暑日のような、うだるような暑さではありませんが、じめじめしていると感じたら即稼働です。

我慢はできるけれども気になってしまう。

そんな環境に身を置くと能率は明らかに下がるのはわかり切ったことなので、そこに迷いはありません。

意思決定の基準を作ると、判断が早くなるんです。

その辺り、ものすごい明確なのがホリエモンかもしれません。

公然と自分の判断基準は時間ってインタビューでも答えていますし、自分の時間を奪われるような行為をされるとマジでキレます。

判断基準が時間と明確なので、時間短縮につながる物には即お金を使いますし、予防医療など寿命が延びて時間が増えることは色々と試しているのでしょう。

その時間との関わり合いかた、個人はもちろんですが、会社でも時間という資源はとても重要です。

長年、人・物・金は経営の三要素と言われてきました。

近年ではその三要素に加えて、時間・情報・知的財産の三要素が加わり、六要素と言われるようになっています。

それだけ経営者が把握しなければならない情報が増え、意識的にコントロールするべき要素が増えたのが近代経済の複雑さです。

経営者にとっては大変な時代とも言えるかもしれません。

その中でも時間と情報の使い方は注目しておく要素だと思っています。

この2つは人が生きていく上で無意識に行っていることがあり、意図的な改善の手が入らないことが多いんです。

時間を強く意識している人は別ですが、多くは「やるべきこと」や「決められたこと」に時間を使う傾向があります。

「やるべきこと」は指示された仕事をこなす意味合い、「決められたこと」は手順ややり方が指定されているという意味合いです。

このような場合、陥りやすいのは「この通りにやれば問題ない」という安心感を担保された仕事の進め方になるでしょう。

わたしはこの仕事をしています!という大義名分を掲げているようなイメージですね。

経理業務はその主たるものかもしれません。

本当にごく最近の話ですが、経理業務の改善をサポートしたことがありました。

色々と突っ込みどころは満載だったのですが、一番の衝撃はいまだに振替伝票を書いていたことです。

この10年くらいで起業した人は、ひょっとしたら振替伝票を見たことも聞いたこともないかもしれません。

それくらい過去の仕事のやり方なのですが、その企業では続けられていました。

本来ならば必要のない仕事に時間を取られている。

振替伝票を書いていた経理担当者も、いくらかは違和感を感じていたそうです。

違和感は感じていても、我慢できる範囲だったのです。

冒頭のクーラーで書いたように、違和感を感じた時にすぐ行動できていたら結果は違っていたでしょう。

なぜそのようなことが起こってしまうかは、長くなってきたので次回に書こうかなと思います。

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