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情報は意思決定の材料

情報は意思決定の材料

今日の寝起きは重度の倦怠感に付きまとわれていました。

もともと寝起きは相当悪いのですが、たまにどうしようもない時ってあるんです。

昨日はそんなに疲れてたかな、と振り返ってみると、娘に付き合ってマインクラフトのマルチプレイを数時間していたんです。

妙に寝起きの悪い日があるのは、これが原因かと気付いてしまった瞬間です。

昔はモンハンとかの3Dゲームをしまくってたので、マインクラフトなんて全然余裕!と思っていましたが、壮大な勘違いだったようです。

40歳を過ぎた身体は正直ですね。

こういった人の思い込みが、判断を鈍らせてしまうことはよくある話です。

昨日のブログでも、振替伝票を書くことは非常に大事な仕事と思ってしまうと、そこから抜け出せないループに陥ります。

なぜそんなことが起こってしまうか。

最新の情報にアップデートされていないために起こってしまいます。

振替伝票を書くという行為は、経理担当者にとって過去においては常識でした。

経理というのは専門家が行う難しい仕事であり、それを指導する税理士や会計士も経理のプロ。

1円たりとも間違いを出すわけにはいかないと、経理担当者にアリも通さない仕組みで業務を行ってもらおうとします。

その名残が振替伝票です。

会社で発生するすべての仕訳を、振替伝票という紙に手書きで書いておくという「仕事」を指示されていました。

その会社ではすでに会計ソフトを導入しているのにも関わらず、です。

会計ソフトを使っているので、当然のことながら経理担当者自身でソフトの入力作業を行います。

あらかじめ手書きをした振替伝票の内容を、そっくりそのまま会計ソフトに入力するという「仕事」を行う流れでした。

この「仕事」は担当の税理士が指示した仕事のやり方です。

昔ながらのやり方を変えずに、愚直に自分の信じた仕事をやり続けたのでしょう。

しかし時代は変わり、経理という仕事は専門分野ではなくなりました。

会計ソフトはとても便利で、間違った仕訳を行うとある程度ミスを指摘してくれますし、少し勉強をすればミスの原因の探し方もわかるようになります。

経理は誰でもできる業務になった。

税理士はそのチェックを行う業務が主になっています。

こういった情報のアップデートがされなかった税理士は、自然とビジネスの世界から淘汰されていくでしょう。

情報が経営の六要素に入っているのは、会社が生き残るために必要な要素だからです。

情報化社会という言葉が当たり前になった現代社会は、雑多な情報に溢れていますよね。

ほとんどのどうでもいい情報の海の中に、珠のような情報がゆらゆらと漂っているんです。

どの情報を取得し、信頼し、自身にアップデートをするかの取捨選択も迫られます。

正しい情報にアクセスする。

情報自体も大切ですが、どんな情報に触れるかということも非常に大切な事です。

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