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MGをはじめて9年⑨

MGをはじめて9年⑨

人の繋がりというのはとても面白いもので、世の中にはこんな多くの人がいるんだという驚きに溢れています。

自分がどれだけ狭い世界にいたかということもわかりますし、まだまだ広い世界があるんだろうなとも感じます。

そして、少しだけ自分の立ち位置を振り返っています。

このポジショニングは何回やっても苦手だったりします。

基本的に振り返ることをあまりしていないので、よくわからないというのが本音かもしれません。

ただこれも回数なので、精度を考えずにバンバンと打ちまくりですね。

そんな今日はMGについての回顧録です。

前回はYASさんと始めた初回の公開MGは2016年の2月、というところでした。

全く知らない人を相手にMGをするのは2回目。

初めてのMGインストラクターの時は、緊張しまくって身体に異変が出ていたくらいでした。

準備期間として社内MGを勝手に何回かしていたので、インストラクターの期数的には心情的に余裕が生まれるくらいにはなっていました。

MGインストラクターの期数以上に気になっていたのが、受講生から直接お金をもらうのは初めてということだったかもしれません。

初回のインストラクターは、外部講師としての登壇でした。

外部講師だからと言って手を抜けるとか、そういう話ではありません。

登壇の機会があれば、その時の全力を常に出すつもりです。

立場上、受講生に対してすべてを背負っているのかどうかの違いかもしれません。

最終的な責任を負えるか否か。

受講生の未来を背負えるか否か。

そんなことを、前日まで考えていた記憶があります。

今振り返ってみると、何か柄にもないことを考えていたんだなって思います。

MGのインストラクターは他責にはしません。

MGを行って受講生に成果が出なかった場合、それはすべてインストラクターであるわたしの責任です。

もし受講生に成果が出なかったのなら。

進行なのか、伝え方なのか。

関わり合い方なのか、雰囲気作りなのか。

振り返りなのか、観察力なのか。

成果が出ない要因は山ほどあるでしょうが、そのすべてを引き受けなければならないのがMGです。

意識せずとも、それがプレッシャーになっていたかもしれません。

とは言え、本来はお気楽な性格だと自分で思っています。

初めてのインストラクターの緊張に比べれば、適度なプレッシャーを与えてくれているくらいでした。

それに初めての公開MGということで、遠く滋賀からインスト仲間が駆けつけてくれたのも精神的に大きかったです。

普段はあまり意識していないのが悪い癖ですが、やっぱり仲間ってとても貴重な存在だなって感じる瞬間です。

数週間前にもこの方と久しぶりに電話をしましたが、今でもわたしのことを気にかけてくれていました。

MGの繋がりは太く長く、お互いに影響を与え合うことも多いです。

わたしもそんな繋がりの中、MGに参加してくれた人たちがMGを好きになってもらい、その人の成長に寄与できるのが好きだと今では思えます。

最終的には、やっぱりそこに落ち着くなぁって思うので、わたしの根っこの部分なのかもしれません。

そんな中で公開MGが始まるのですが。

さて、長くなってきたので続きは次回に。

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