先日は三宅島に向けて、MG仲間とダイビングショップへ。
不器用なわたしでもなんとかライセンスの取得まで指導してくれた、とてもお世話になったショップです。
ダイビングはしばらくやっていなかったですけれども、きっと御縁なんでしょうね。
今年は何回かエントリーすることになりそう。
やるからには楽しんで参ります。
そんな今日は方針制約について書いてみようかなと思います。
これはTOCにはボトルネックは3つあると定義していて、その中の1つです。
・物理的ボトルネック
・市場のボトルネック
・方針のボトルネック
ボトルネックの種類はこの3つですが、世の中のボトルネックは方針制約が圧倒的に多いと言われています。
わたしが関わった企業でも、方針がボトルネックとなっている場面が多かったですね。
物理的ボトルネックと市場のボトルネックは、経営の指標になりやすいのでどんな人が見てもわかりやすい場合が多いです。
物理的は設備の生産能力に上限があったり、人の動ける範囲に限界があったりすること。
市場は物が売れなくなったり、お客様が来なくなったりすること。
どちらも仕事をしていると感覚的にわかったり、データとして出てきたりするので把握しやすい。
受注があきらかに減ったり、売上の減少などのデータっていつもチェックしているし、明確に把握できますよね。
方針に関しては、そういったデータを取っている企業はとても少ないです。
むしろ、前述の受注や売上の減少などのデータに気を取られてしまって、その対策に追われてしまうかもしれません。
そうなってしまうと、方針のボトルネックに気付かず、会社がいつまで経っても良くならないということが起こります。
方針のボトルネックとはどういうものかというと、今までの決めごとであったり、暗黙の了解であったりすることが多いです。
例えば前任者から引き継いだ仕事があったとして、前任者がやっていた仕事をそのまま同じようにやり続けているとか。
引継ぎの時にある作業内容が気になって前任者に聞いてみたら、「前からそうやってるから」と回答が返ってきたりします。
その前任者すら、同じようにやっている仕事。
時代が変わっても決められた通りのやり方でやっている作業は、もしかしたら方針のボトルネックかもしれません。
やり方を少し変えるだけで、劇的に作業時間が減ることも多いですし、そもそもその仕事自体がやらなくてもいい仕事だったということもあります。
少しだけ仕事の改善をするだけでも、作業効率の改善につながるんです。
別の見かたをすると、コロナ禍においては一時的に市場がボトルネックとなる場合もあるでしょう。
ただし、それは今までと同じ商品や販売方法でやっていると、市場がボトルネックになるということです。
売り方を変えられない、業態を変更しない。
実はこういった方針のボトルネックになっていることもあるということです。
また、個人の考え方が方針のボトルネックになっていることも、実は多かったりします。
本当はこのことを書こうかと思っていたのに、うまくいかないものですね。
続きは明日以降に。