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マイナンバーって

マイナンバーって

マイナンバーカードの更新リベンジに来ています。

前回はお昼前に到着して2時間待ちの憂き目にあったので、今回は業務開始直後を狙うことに。

少しだけやりかけの仕事を片付けるのに手間取ったので、9時15分頃に到着したのですが。

早くも15人待ちで、わたしの順番まで1時間以上はかかりそうという予感。

そんなバカな。。。と思ったら、役所って今は8時45分に業務開始なんですね。

業務開始から30分も経っていれば、わんさか並ぶのもわかります。

人の思い込みって、こんな所に出るのが怖い所です。

常に情報のアップデートをしていかないと、知らず知らずのうちに不具合を起こしているし、不具合を起こしていることにすら気が付かない

そして自分が正しいと主張して、立派なクレーマーになってしまうかもしれません。

そんなことにならない為にも、気付きのアンテナは整備しておきたいですね。

そんなマイナンバーカードですが、全国での普及率は20%に満たないそうです。

わたしの個人的な考えですが、これほど可能性の広がる仕組みは大歓迎してもいいのにな、と思ってたりします。

ITの側面からのみの話になりますが、情報を活用するためにはデータの整合性は必須です。

出所のわからない情報はデータがあるだけだから無害というわけではなく、存在するだけでにしかならないくらい、出所は重要な要素だったりします。

その出所を管理できるのがマイナンバーであり、唯一無二の個人番号という情報です。

それを国や自治体が活用できるようになると、国や自治体が発行している様々なものが1つにまとめることができます。

簡単なところでいうと、運転免許証は国家資格なので、マイナンバーが免許証代わりにできますよね。

健康保険証はもちろん、公的年金も国が運営している範囲はカバーできますので、マイナンバーで使うことができます。

今回のコロナの特別定額給付金でも、マイナンバーに個人の銀行口座を紐付けれいれば、申請から数日のうちに振込処理を完了させることは可能だったでしょう。

ドイツではオンライン申請で2日後には振り込まれていたという、スピード対応でした。

ただ、日本ではマイナンバーで申請をしても、バックオフィスで印刷をして人力でデータを突合をしていた、という笑い話になっていましたけれども。

これは役所の残念な仕事のやり方の名残ではあります。

だから、日本ではそんなこと実現しないでしょう、と思うかもしれません。

わたしも今の状態だと実現する可能性は低いと思っていますし、実現したとしても遠い未来でしょう。

だとしても、国の方針としてはマイナンバーを推進していく意思決定をしています。

来年の3月から、マイナンバーが健康保険証として使用できることを厚生労働省が発表をしています。

本格的にマイナンバーに埋め込まれているICチップを、日本でも活用しようとする動きが現実になってきました。

厚生労働省の取り組みが現実になれば、前例を重視する日本では他の導入は早くなるでしょうね。

この分野でも、やっと諸外国に追いつく道筋が見えてきました。

役所で並ぶことのない未来も、なんか近づいてきたような気もします。

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