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会社が前に進むということ

会社が前に進むということ

昨日今日とTOCを導入する企業に向けて、2日間の時間を使ってお伝えします。

1日目はゲームを使って、仕事の流れを体験してもらうことをしています。

サイコロを転がしながら、普段一緒に仕事をしている人達とわいわい楽しみながら学ぶ。

そんな1日目があるからこそ、2日目の効果が絶大に上がり、会社の未来を作っていきます。

やっぱりリアルの集合研修は魅力が盛りだくさん。

可能な限り、参加者全員へ価値を提供していきたいなって思っています。

世の中には多くの制約条件がありますが、固定観念に捉われずに自由な発想で解決をしていけると素敵ですよね。

現状に留まってはいられません、前進あるのみです。

とはいうものの、ただ精神論で「進め―!」というわけにはいきません。

進むための土壌を作らなければなりません。

日頃の業務をこなしながら、会社を前に進めるのはどういうことか。

今と全く同じやり方を繰り返していると、どうも前に進んでいるようには感じられないですよね。

ということは、前に進むためには何かしらの変化が必要ということです。

変化は必要なのはわかるけれども、変化したからと言って前に進むのか?

と言われると、必ずしも「前」に進んでいるとは限りません。

そもそも「前」ってどっち?

そんな疑問も出てくるかもしれません。

こういうそもそも論に、実は意外に多くの会社が陥っているのを見かけます。

要は、何かをしなきゃと思いながら、気が付かないうちに迷子になっているんですよね。

改善をしているはずなんだけれども、何か変える前の方が良かったような気がする。

もしくは、どんどん臨機応変に対応しているのだけれども、忙しいばかりな気がする。

何か、やり方が間違ってる!?

そんな不安に駆られることがあったら、少し注意が必要です。

その原因の多くは、目指す組織の在り方が明確に周知されていないのかもしれません。

そして、目指す組織が明確になった場合、少しずつ組織の在り方が変化していくわけですけれども。

変化の過程では、必ず組織としてのパフォーマンスが一度下がる時がやってきます。

それはそうなんですよね、仲間との関わり合い方を変えているのですから、最初からうまくいくことは望めません。

でも、パフォーマンスが下がったという事実が、「前に進んでいないんじゃない?」と、人を不安にさせてしまいます。

そんな時、組織の在り方が必要になってきます。

まずは自分たちがどうなりたいか。

少し時間をかけて、そんなことを話してみるのも重要なことです。

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