ゴルフを改めて始めようかと思い立って早1ヶ月。
大学のカリキュラムでゴルフがあって、1年1コマ受講しただけの経験値。
しかも20年以上前なので、限りなくゼロに近い状態ですよね。
打ちっぱなしに5回くらい行ったくらいでは安定した上達をするわけでもなく、時間だけがむなしく過ぎ去るのみ。
そんな中、ひょんなことから過去にYASMGへ参加してくれた沖縄のコンサルタントからお声をかけて頂いて、わたしのラウンドデビューは沖縄で決まりました!
本当にどうなることやらですが、まずは汗と恥をたくさんかいてこようと思います!
さて、前回は各サービス別で稼いでいる粗利益MQを密かに提示していました。
3つのサービスがありましたので、それぞれ単価Pも販売数量Qも異なっていましたよね。
仮に原材料Vはすべて同価格としていましたが、それぞれのサービスで稼いでいるMQが異なっているのがわかるんです。
経営者として気になるのは、それでもやっぱりPQなんじゃないかなと思います。
簡単に書くと、以下のような感じでしたね。
Aサービス PQ560万円 Q8,000個
Bサービス PQ400万円 Q4,000個
Cサービス PQ240万円 Q3,000個
順番的にはPQもQも大きい順番に並んでいます。
やっぱりQが多いとPQも大きくなりますよね。
これだけを見るとAサービスがダントツの販売数で、PQもトップ。
企業の花形商品という印象を受けますよね。
これがセクションごとに分けられていたのならば、Aサービスを提供しているセクションは評価も高い事でしょう。
年間の優秀賞などを受賞して、部長辺りが表彰されているかもしれません。
でも、PQとGには相関関係はありませんでしたよね。
なので、ここではGに直接影響を与えるMQを見なければなりません。
それぞれのサービスがどれだけMQを稼いでいたかは、下記のような感じでした。
Aサービス PQ560万円 Q8,000個 MQ160万円
Bサービス PQ400万円 Q4,000個 MQ200万円
Cサービス PQ240万円 Q3,000個 MQ90万円
MQもAサービスがトップかと思いきや、一番稼いでいたのはBサービスだったんですね。
ということは、もし本当に表彰制度があったのならば、最も会社の利益に貢献しているBサービスを担当しているセクションに行わなければならなかったということです。
車の販売会社では、こういったミスがよくあったそうです。
車を販売するにあたって、1台当たりの粗利益額はそれほど大きくなく、一般的な家庭用の乗用車では数十万円どまり。
少しの値引きで利益が丸々なくなるような商品なのです。
でも、販売員は売上ノルマがあります。
定価ではなかなか売れず、このままではノルマが達成できないと悟ると、どういう行動を起こすと思いますか?
たいていはノルマを達成しようと、無理な値引きをしてまで販売をするでしょう。
売上ノルマ自体は達成したけれども、会社に利益が全然残らない。
そんなことが会社で起こっていませんか?
PQではなくてMQを見る、数字の把握はとても大切です。