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5年後の未来

5年後の未来

少し関東から離れている一週間です。

1人で落ち着いた場所で、ゆっくりと来期の構想と数字を作っていこうと思います。

自分の5年後はどうなるかなと考えてはみていますが、わたしは未来のことはほとんど出てきません。

出てはこないのですが、数字に落とし込むことで未来を少しは想像できるようになるのが不思議な感じですね。

普段の自分では未来の想定などは思いもつかないのですが、無理にでも機会を作ってやらないと見えてこないものは確かにあるのがわかります。

やれば当然のことながら身になるし、何かリスクが起こった時の備えにもなるのです。

好まないからやらない。

やりたくないものはやらない。

そんな選択もできますが、立場によってはやっておいた方がいいことは色々とありますね。

そんなことを感じながら、まずは好きな数字と少し遊びながら未来を見ています。

どんなことをしているかというと、経営計画を5年先まで立てています。

なんだそんなものか、と思われるかもしれませんが、本当にそんなものなんです。

でも、それを実際の数字に落とし込んでみると、意外にも見え方が変わったりする時があるのが面白いところです。

将来のほんわかしたイメージを数字に置き換える。

そうすると、今とのギャップが明確になり、今からやらなければならないことが顕著になります。

5年先ともなると、今の延長線上を想定していては、変化の激しい今の時代では事業自体が危ういです。

何かしらの変化が起こる、もしくは起こす必要があることは間違いないですよね。

では、その変化はいつ起こすのか。

変化が形になるまでにどのくらいの時間が必要なのか。

その変化が数字にどのような影響をもたらすのか。

そんなことを考える時間なんです。

普段は頭の中にしかないイメージを明確にするのは少しめんどくさいでしょうが、やる価値はあります。

一番のメリットは、誰が見ても何をやろうとしているかがわかるようになります。

例えば社員さん。

朝礼で一生懸命にビジョンを語っても無表情だった社員が、数値で伝えると目つきが変わったり。

例えば銀行。

ビジョンを数字で表すことで、論理的な考えをもって話していると感じてもらったり。

例えば協力会社さん。

未来の展望を数字化していることで、長くお付き合いができる取引先と感じてもらったり。

言葉で語るだけではなくて、文字や数字でビジョンを伝える道具がある。

それは目には見えずらいですが、色んな価値観の存在する組織にとってはとても強力な武器になり得ます。

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