秋田でMGに参加してきた2日間でした。
わたし自身は千葉県に住んでおり、関東近辺でもMG研修は数多く開催されています。
望めば近場で費用もあまりかけることなく受講できるのですが、遠く秋田でMGをやるのは何故か。
そこにMGがあるから。
これが本音なのですが、大多数の人には意味不明な気がします。
何かしらお伝えできるように書いてみようと思いますが、はてさてどうなることやら。

MGは繰り返しの受講が前提になっています。
これは百回帳という冊子が配られて、どのくらい体験を積み重ねたかを記録するシステムにもなっています。
人間は繰り返すことで良いことも悪いことも上手になる、とお伝えした回がありました。
それだけ反復練習というのは大切ですし、例えばスポーツでも基礎の積み重ねが最終的な成果を左右してしまいます。
それなら近くで開催されているMGに参加すれば楽じゃない、と感じるでしょう。
あくまで基礎の積み重ね、という目的ならそれでいいかもしれません。

スポーツでも経営でも自分の人生にも言えることですが、基礎だけでは成果が頭打ちになる瞬間がやってきます。
勝ち続けていくための工夫が必要になって来る時が必ず来るんです。
その工夫をどこから導き出すかというと、自分の思考による創意工夫だけではすぐに限界が来ます。
期待以上の工夫はどこから生まれるかというと、何もない所からポンと湧き出るものではないんです。
多くの場合は、過去の体験や知識の積み重ねから生まれてきます。
実は工夫の幅というのは、その人がどんな人生を歩んで来たかに左右されると言っても言い過ぎではないと思っています。
特にわたしは【分析思考】が上位資質なので、経験や知識、データから工夫することが得意です。
分析はとても便利で羨ましがられる時もありますが、実は分析するデータがないと何の強みも発揮しないというポンコツでもあります。
なのでMGが好きで素敵な人達に会いにいって、交流をすることがとても大切な時間になるんです。
ただし、わたしの【親密性】が邪魔をすることもありますが、その話はまた次の機会に。
新しい工夫とは、すでに持っている知識や体験の組み合わせを変えること。
普段お会いできない遠方の、共通言語としてMGを実践している人達との交流が、とても大切な時間となるのです。