参加者全員を見ること。
MGインストラクターをやり始めた当初、大きくは2つの流れがありました。
公開講座として独自に進めていたYASMGと、講師として登壇する機会という感じです。
公開講座はある程度リピーターや本業社長が受講するパターン。
講師として登壇する機会というのが、ほとんど初めての初心者軍団を前に行うパターンという感じです。
それぞれに期待はまったく異なっていて、実は振り幅に対応できていなかったなーって感じる瞬間があります。
簡単にいうと、初心者に合わせすぎてしまう傾向がありました。
よく言われることなのですが、MGははっきり言って大変です。
300期を超えた今でさえ、もう5期はやらなくてもいいんじゃないかな。。。と思う時があるくらい。
なので、初めてMGをやる人にとっては、つらい経験になることが結構多いです。
最初から楽しかった!と感じる変態(誉め言葉)もいますが、ごく少数と言ってもいいでしょう。
でも、個人的には1回で終わってしまうのはとてももったいないと感じています。
わたしみたいに9年続けるとか、100期は絶対にやって欲しいとは思いませんが、少なくてもMQ会計表を理解してPLを活用できるくらいにはなって欲しいなとは思っています。
そして会社への貢献と同時に、自分の人生の経営を良くしてもらいたいのが本音です。
教育研修とは自分自身への投資。
まず自分自身が良くなることで、周りの会社や友人が良くなっていくという影響力を得てもらいたいです。
その為か、最初の一歩と言われる初MGの人には非常に気を使います。
はっきり言って、気を使いすぎなくらいに気にしてしまっていたかもしれません。
どんな思考に陥ってしまっていたかというと、初めての人が聞いたら意味不明なことを言えなくなっていました。
今振り返るとかなり致命的なのですが、当時はできなかったのでしょうね。
期数を積み重ねている人はもちろん、2回目3回目の参加でさらに新しいことを求めている人も当然います。
その中でも突っ込んだ経営の深い話をせず、基本的な話に終始するという講義内容を展開してしまっていました。
そんなことをしていたら、もちろん面白くない講義になりますよね。
今となっては恥ずかしい過去ですが、そんなことを正しいと思いながらやっていたんだなって感じです。
あらあら、ですね。
そんなわけで、最近はどんな変化球を入れていこうかなとか思案しています。
やっぱり得意分野に特化なので、数字や現状分析をMGに絡めてお話していこうかなと思っています。