勉強をしろと言われてする子供はいない。
最近のわたしのトレンドです。
本当にそうだなーって思う今日この頃ですが、家では見慣れた光景となってきている家庭も多いのではないでしょうか。
よくネットとかでも「勉強しろは逆効果」という記事を見ますよね。
ある程度の強制は必要なこともあるでしょうが、一辺倒が長く続けば効果も薄くなります。
薬も強いものを使い続ければ、だんだんと身体や患部も耐性ができてしまい、もっと強い薬じゃないと効かなくなる。
そんなことと同じようなことが起きてしまいます。
例えば子供が朝起きて、最初に顔を合わせた時の一言がおはようではなくて「勉強しろ」だったらどうでしょう。
極端な例だと思うかもしれませんが、現実にあったお話です。
そうやって言われた子供は「わかりました」と勉強に取り掛かるかというと、もちろんしません。
勉強をやらない子供が正しいですね。
なぜやらないか。
勉強する意味がわからないし、勉強よりも楽しいことがたくさんあります。
命令されることによる抵抗感もあるし、そもそも子供の話を聞いていない場合が多いです。
そんな条件が重なっては、わけのわからない呪文「勉強しろ」が効くわけがありません。
親の強制力が強い子供でさえ、こんな感じです。
そもそも親が子供よりも優れていて、親が自分の経験通りに導かなければならないと思い込んでいると間違えてしまいますが、それは別の機会に。
最悪な想定として、言われた勉強さえすればOKという間違った勉強法が身についてしまうことでしょう。
実はわたしがこのタイプだったかもしれません。
こう書くと少しアレかもしれませんが、学校の勉強で困ったことがあまりありませんでした。
小学校4年生くらいから学習塾に通っていたので、学校の勉強は試験前日以外では家でやったことはなかったです。
それでも遅れを取ることは、社会と美術を除いてなかった記憶があります。
ただし、高校3年生までは、です。
高校3年生になって理系クラスへ進み、積分が出てきた途端に理解ができずに大詰まり。
それでも家では復習をしないという、意味不明な行動をしていたことを覚えています。
今から考えると怖いですよね、課題に対して放置をしているということですから。
当時はそれでも大学へ進学できましたが、電気工学科だったので積分を使いまくるという悪循環。
結果的に5年半、大学へ通うという引き金になったような気がします。
あ、でも大学が好きで好きでしょうがなかったので、5年半通ったんですよ?
何が言いたいか。
強制のやり方もとても重要だなって感じです。
相手の心情を無視した強制はほどほどにして、対等な人間として相手と話し合うことがとても大切です。