6枚もサービス券がついているんですよね。
先日はMG仲間と一緒に、筑波までゴルフに行ってきました。
ランチが最高に美味しいという理由が選択基準のようでしたが、コースの難易度はなかなかに高い。
過去最低のスコアで終えましたが、難コースを言い訳にしようと思います。
あ、すみません、嘘です。
期数が足りないのが一番の原因ですね。
ゴルフでも経営でも現場業務でも、実践の回数が結果に直結します。
実践したからといって必ずしも結果が出るわけではありませんが、結果を出した人は必ず実践を重視しています。

そんな一日を過ごしていましたが、参加者の一人は女性でした。
その手には複数のサービス券が収められています。
食後のコーヒーサービスや休憩所のドリンクサービスなど、6種類のサービス券。
女性目線からすると、お得を感じて嬉しいですよね。
その成果なのか、当日は女性のゴルファーが多かった印象でした。
ラウンド前の待合室でも、ランチ時のレストランでも、コースのナイスショットの声も女性が多い。
明らかに気のせいではなさそうです。
平日でも集客されていたので、こうかはばつぐんのようです。

安易かと思われるかもしれませんが、女性向けのサービスというのは効果が出やすいです。
消費者の半分は女性ですし、実際に消費行動を行う割合は女性の方が大きいでしょう。
ゴルフ人口は減少の一途を辿り、それに比例してゴルフ市場も縮小し続けています。
そんな中、どれだけのゴルフ場が顧客と向き合って、対策を取っているでしょうか。
単なる値引きをおこなう価格の叩き合いになってはいないでしょうか。
値下げこそが、安易な対策と言えますよね。
価格を下げる前に、顧客にできることは何かないか。
顧客と接している従業員を主体として、話し合って考えているかいないかで、打てる手数に雲泥の差が生まれます。
打った手数だけ、成功失敗関係なく、ノウハウという名の経験値を貯めることができます。
色々と試した結果、今では6枚のサービス券という形に落ち着いているのでしょう。
パッと見でありがちなサービスと侮ることなかれ。
その裏には積み重ねた試行錯誤のノウハウが詰まっているかもしれません。