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資質で本音を語り合う

資質で本音を語り合う

今の会社は全然面白くありません。

先日、ストレングスファインダーのオンラインセッションを行っていました。

夜の時間帯に2時間という限定的な感じなので、基礎編のような形ですね。

ストレングスファインダーを説明する前に、なぜ自分を知ることが大切なのかを知ることから始まる感じです。

日本人ってあまり個人にフォーカスをすることがない気がするので、個人に対してのアプローチから入ります。

就活などでも自己分析をよく行ったりしますよね。

何か事を興す際には、自分がどんなことが得意で、どんなことがチャレンジポイントなのかをあらかじめ知っておくと、劇的に成功率は高まります。

でも、少し残念なお知らせがあります。

自己分析のほとんどは間違っているというのです。

「誰でも自らの強みについてはよく分かっているつもりでいるが、たいていは間違っている。

分かっているのはせいぜい自らの弱みであるが、それさえ間違っていることが多い。」

これは誰の言葉かというと、経営の神様と言われるピーター・ドラッカーが記したものです。

とかく、自分の感覚というのは当てにならないものなんです。

ではどうするか。

自分が当てにならないということは、他人に頼りたいところです。

とはいうものの、他人に聞いてみても、人によって言うことが違うなんてことは当たり前ですよね。

実感している人も多いかもしれませんが、何を信じればいいのかがわからなくなる時があります。

自分の直感に頼らず、他人の評価に頼らないとなると、残るの根拠のある明確なデータです。

ストレングスファインダーは2,400万件以上のデータを元に、他人との相対的な立ち位置として各個人の才能を表しています。

そんなストレングスファインダーを好きな人達が、オンラインセッション後にお題もなく思いのままにしゃべっている時に出た言葉が冒頭の言葉です。

4人が深夜2時まで語り合っていましたが、例外なく【最上志向】×【学習欲】が上位資質。

なぜ会社が面白くないのかも共感しまくりで、普段は会社のことを話したくない参加者もぶっちゃけトークをする場になっていました。

これが共通言語の素敵な効用ですよね。

資質で語れば罪悪感もなくなるし、理由も説明しやすい。

他の3人が嫌々ながらも会社に勤めているのが、わたしにはすごいなぁって思いながら浸っていました。

【最上志向】×【学習欲】は、毎日が同じことの繰り返しで学びがなかったり、自分の成長が見込めないと感じるような環境が苦痛に感じる資質です。

それがわかっていたら、定期的に新しいチャレンジをさせてみるなど、相手に寄り添うことができます。

データで人となりに触れてみる。

そんなことも結構面白かったりします。

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