困ると思っていたら、全然困らなかった。
人間は心理的にマイナスの事には敏感で、プラスの事には鈍感だったりします。
何かしらのリスクだったり、損をする事に関してはすごく大きな不安やストレスを感じやすいんです。
それはそうなんですよね。
それくらい慎重でなければ、種として力の弱いヒトは生き残ることができませんでした。
ヒトよりも力が強かったり、強力な武器を持った種はたくさんいますし、自然の力は脅威のレベルです。
それでも生き残って繁栄をしたのはヒトでした。

そんなヒトでも、慎重だけでは生き残れなかったのは確実でしょう。
リスクを取らずに現状維持だけをしていたら、どうなっていたか。
火を使うことは危ないからやめよう。
小麦が育たなかったら食べるものに困るからやめよう。
極端な話でいうと、そのレベルです。
リスクを全く取らなかったら、ヒトは今でも洞窟や縦穴で暮らしていたかもしれません。
とまぁ、仮説はそんなところにしておいて。
コロナで顕著になりましたが、今の時代は誰でもリスクを取れる時代になりました。
失敗して多少のリスクを負ったとしても、生きるのに困窮はしないということです。

インターネットが普及して、知識の格差は最先端分野を除いてほぼなくなりつつあります。
さらにはリアルタイムにデータを蓄積できるようにもなりました。
科学的に証明されている情報が、誰でも簡単に手に入るんです。
これって実は、革命の域にあると思っています。
ヒトが火を使い出す。
ヒトが農耕をやりだす。
その前後で生活が激変するのは、容易に想像できるのではないでしょうか。
何が言いたいか。
判断に必要な情報は、誰もが手に届く場所に転がっています。
しかし、判断を惑わす情報も有象無象に転がっています。
これからは溢れるような情報から正誤を見抜く力が、とても大切になってきます。
って、また冒頭に書こうと思っていた内容とかけ離れたなぁ。