新陳代謝を意図的に促進させる。
身体に気を使っている人は、日常生活でも意識していることだと思います。
体内の老廃物を早く外に出して、身体を構成する組織をなるべく新しい状態に保つ。
そうすれば身体はフレッシュな状態でいられるし、お肌もぴちぴちのはりはりな感じです。
自分に自信も生まれるし、何か気分もとてもいい。
そんな状態が毎日続いてくれれば、どこか楽しく過ごせますよね。
新陳代謝を促すのは自己投資と言っていいくらい、お金と時間をかけてでもやっていきたいことなんです。
よく人間の身体に例えられる、会社組織も実は新陳代謝が必要です。
お金は血液だったり、脂肪をそぎ落として筋肉質の会社にするとか言いますものね。
人間と同じように、会社も少しずつフレッシュな状態にしていくと、ぴちぴちのはりはりな会社になります。
そんな会社を目指していきたいところですが、これも人間と同じように毎日を反復的に繰り返していたら促進されません。
毎日同じように営業をしているとどうなっていくかというと、びっくりするくらい老化していくんですよね。
先日、ご縁のある質屋さんのオーナーとお話する機会がありました。
質屋と聞くと、どんなイメージを抱くでしょうか。
ほとんどの人は質屋というビジネスすらも知らないかもしれません。
宝石やブランド品などの高価な品を担保に預けて、お金を借りることができるお店なんです。
そして毎月利息を払うのですが、もし払えなくなっても担保に入れた品を譲ることでおしまい。
お金を借りたけど返せない状態になっても、後腐れない関係でいられます。
少し前までは一般的で、町には必ずと言っていいほど質屋さんがありました。
わたしの町にも子供の頃はあった記憶がありますが、今はとんと見かけません。
なぜ消えてしまったかというと、やっぱり新陳代謝が行われなかったから。
進化しない生物が絶滅するように、進化しない業態も絶滅していきます。
では逆に、今でも残っている質屋さんは何をしているか。
会社を構成している組織を新しくしているんです。
■働いている人
■扱っている商品
■応援してくれるお客様
この3つを意図的・計画的にぴかぴかにしていかない限り、企業が永続することは難しいでしょう。
極端に言えば、この3つが全く変わっていない場合、遠からず業績は下がっていきます。
目安は25%です。
こんな観点から自社を見つめ直すことも大切なことです。