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色はそれだけで言葉

色はそれだけで言葉

パッと見てわかるのが一番のシグナルです。

TOCの研修を行っていると、場合によって解説を行う青・黄・赤のシグナル。

一般的な説明として、わたしは信号機に例えることが多いです。

街では多くの信号機を見かけますし、子供も1歳を過ぎて歩き始めると親からこれでもかというくらいに信号機の色の意味を教育されます。

赤なのに渡ろうとするとむんずと首根っこを掴まれて、めっちゃ叱られる的な感じですよね。

そんな感じに1歳から教育を受けて大人になっていくので、ほとんどの人が自然と赤信号は止まるし、青は気にせず進むし、黄は急いで渡るでしょう。

それだけ人々の生活に浸透しているのが色なんです。

と思ったのですが、夏に沖縄県国頭郡のアクティビティに参加した時に送迎をしてもらったのですが、その地域には信号機が1個しかないそうです。

となると信号機が一般的ではない地域もあるかもなので、その辺りは考えようかなと思ったり思わなかったり。

それは置いておいて、信号機は場の状況をわかりやすく伝える方法であり、道を渡っていいのかダメなのかを万人に伝える役割です。

わかりやすく伝えたら何をしたいかというと、道路を通る人を制限することで混雑を緩和し、人が目的地に向かう時間を短縮する目的があります。

もしも信号機がなかったら、十字路で好き勝手に進もうとする車と車がぶつかりそうになり立ち往生。

その状態からにっちもさっちもいかなくなって動かない、なんてことが起こってしまいます。

もしくは大きな事故に繋がってしまうこともあるかもしれません。

そんなことになったら、いつ目的地にたどり着けるかなんてわかったものではありません。

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目的を素早く達成するために信号機があり、国民全員が理解をしてルールを順守する。

そうすることで車や徒歩で移動した際に、スムーズに行きたい場所へ行けるんです。

これは会社組織でも全く同じです。

会社で明文化されているルールはもちろん、一般社会で最低限必要であろうルールを順守することで、仕事がスムーズに進みます。

例えば時間を守る、約束を守るは最低限ですよね。

高い品質と言われると人それぞれ感性が異なるので、具体的に明文化した方が全従業員に伝わりやすいでしょう。

その時も色は活躍します。

この数値以上なら青、この数値までなら黄でアリだけど要指導、それ以下なら赤で不良品とか。

製造業の企業では、在庫管理にも使っていたりします。

月一回の棚卸をする際に、製品の工程表にシールを貼っていくのですが、棚卸をする月によって色を変えます。

そのシールがカラフルになればなるほど、その製品が売れずに滞留していることがわかります。

ずっと在庫になっていても風景になってしまって、現場は気付きません。

パッと見てわかるように、色を活用することがとても大切です。

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