ビジネスの世界では弱いものいじめが正しい。
先日は東京MGに参加をしてきました。
最近思うのが、コロナの影響で参加者が絞り込まれて、ぎゅーっと密度の濃い場になっているなって感じています。
正直、今参加しないともったいないという感覚が生まれてたりします。
今の環境で参加をするくらいですから、色んな意味で只者ではない。
ピンチはチャンスといいますが、そのチャンスは今、平等に目の前にあります。
手を伸ばすか伸ばさないか、その違いが今後を左右するかもしれません。
そんなMGは社長になって経営を行いますが、ゲームなので市場もライバルも丸見えです。
自分以外は全員同業他社のライバル企業となりますので、すったもんだの大立ち回りとなる場合もあります。
ライバルを出し抜いて、入札に勝ったり負けたり。
ゲームならそれは楽しいで終わるかもしれませんが、現実社会の経営ではそんなドリフみたいなことをしたら即市場から退場になりかねません。
単価は下がり、従業員の負担は増大し、利益は圧迫されていくでしょう。
そういう企業は、近い未来に市場から必要とされなくなるかもしれません。
それは大変と、ライバルと戦わないで共存をしようと考えるのは少し違います。
今の時代、市場は縮小傾向にあり、一般的には競争の時代です。
競争を望まないのならば、独自路線を開拓して競合のいない市場を見つけるしかありません。
小規模事業ではよくありますよね、のほほんと営業をして固定費以上を稼ぎ出したら、後は自由に活動をしている人。
自分だけのブルーオーシャンを確立したら、それはもうナンバーワンであり、圧倒的な強者ということです。
もしそうでないのならば、ライバルとの戦いは避けられませんが、戦う相手を見極める必要があります。
市場に存在するすべての競合企業と戦う体力は、一般的な中小企業にはないのです。
MGで例えるならば、すべての会社盤と争うのではなく、どの会社盤をマークして動向をチェックするのか。
その会社盤の在庫は? 単価は? 現金残高は? 社員数は?
現実の会社ならば給与水準は? 営業頻度は? 営業車数は? 顧客の評判は?
自社と競争するライバル情報を確実に取得しつつ、経営を行っていくことがとても大切です。