相手を承認しているようで、結局は否定している…ということ、ありませんか?
先日は講師業を営む方を中心とした勉強会に参加してきました。
講師としてお仕事をすることはあまりありませんが、ご縁と好奇心がいい感じにシナジーとなって、参加できる時は参加させて頂くようにしています。
今回は講師としてのテクニック的な内容がどうのこうのではなく、素直に参加者の動向がすごく興味深い一日になったと感じています。
参加者は日曜日の貴重な時間を使って勉強会に参加するような人達なので、自分の意志で行動を決めて自由に活動をしているというイメージでした。
そんな素敵な人たちでさえ、自分の想いを表に出さない、もしくは出せないのかもしれない、という内容のワークがありました。
面白いのが、そのことを毒素と表現している所ですね。

人は誰しも毒を抱えているという考え方です。
自分の毒にモヤッとしながらだと気持ちよく活動ができないので、解毒する方法を知ることって大切ですよね。
どんな毒に侵されやすいかは人によって異なるので、ここでもまずは自分を知ることが第一ステップ。
わたしの毒は逃避癖があるようです。
同じような毒を持っている人達の話を聞いていると、本当に共感できて面白いんですよね。
他にも色んなタイプの毒があり、それぞれに症状が異なります。
そんな人たちが集まって組織を形成しているので、自分を解毒しながら、時には毒の沼の深みにハマった仲間を手伝ってあげないと、組織は一面毒に侵されて身動きが取れなくなるということもあるかもしれません。

解毒方法の処方箋はタイプによって異なりますが、共通に言えることは安心感の構築です。
流行りの心理的安全性という言葉でまとめられることはありますが、それは結論でありゴールなので、そこまでに至る道筋を試行錯誤していることは多いのではないでしょうか。
1つの手法として、コミュニケーションの軸を「Yes And」にシフトしていくやり方があります。
コミュニケーションを行う上で、相手を承認しようというやり方はよく聞くと思います。
承認はあくまで「Yes」なのですが、その後に続ける言葉にも意識を向けようということです。
相手の相談に対して、「いいですね。でもそのやり方は〇〇だからダメでしょう」とやりがちだったら要注意。
自分は意識的に「Yes」をしているつもりでも、結局は「Yes But」のコミュニケーションになっています。
「いいですね。〇〇は解決できそう?」
そんな「Yes And」のコミュニケーションを繰り返して、組織の毒素を抜いていくことが心理的安全性への道となるかもしれません。