良かれと思った行動をする前に、少し俯瞰してみることが大切です。
今年の2月から業務を集中するようになり、基本的にはどこにいても仕事ができるような形になっています。
企業へのサポートは現地に行くことがほとんどですが、それ以外はPCさえあればなんでもできます。
ストレングスファインダーを用いたコーチングは最たるもので、Zoomでお手軽に行えるのが大きいですね。
ストレングスファインダーの入り口に行っているZoomセミナーも、自宅から繋げたことはなくて、出張先の高松や山形から配信しているくらい。
逆に言うと、自宅だと気分が変わらずに気持ちが乗ってこないような感じかも。
なので、自宅では基本的に仕事はせず、外のカフェでノマドワーカーをしている一年でした。
最寄り駅近のドトールがメインオフィスで、いつもの青マスクで通っているのと、毎回ホットティを頼んでいるので明らかに店員に認知されているのがわかります。
そうなるとちょっと気恥ずかしいですが、関わりなくそっとしておいてくれるので非常に居心地がいい感じです。
最近使い始めているのが隣駅のマクドナルドで、歩きながらちょっとしたトレーニングを兼ねて足をのばしています。
そこで少し「んっ?」って感じることが立て続けに起こっていたりします。
マクドナルドは基本的にはマニュアルが整備されていて、スムーズにオーダーが流れていくイメージがあります。
注文後に商品が完成したら番号で呼ばれるので、間違いは起こらなくなって、スタッフもお客さんもストレスがなくなったんじゃないかと思います。
レシートもこんな感じで、とてもわかりやすいですよね。
注文時にレモンをつけるかどうかを聞かれたので、ストレートでお願いしてレジ横の離れた場所で待機。
他のオーダーの番号が次々と呼ばれて、手際よく商品が手渡されていきます。
さすがだなーと思いつつ249番の声を待っていたら、店員からこんな声が聞こえてきました。
「レモンティでお待ちのお客様」
オーダーしたのはストレートティだけど、他にそれっぽいお客さんもいなさそうだし、たぶんわたしかなぁと思いつつ、控えめなわたしは様子を見ること数分。
店員は反応がないとみると商品を放置して、他の業務に戻っていった感じです。
そして他の日、いつも通りにストレートティを注文して待っていたら、今度は商品を渡し口に置いたまま、番号も商品名も呼ばずに放置をしてしまっていました。
ここも少し意地悪だとは思いつつ、控えめなわたしは様子を見ること数分、結局こちらから声をかけて商品を受け取った流れが連続で起こっていました。
マクドナルドはマニュアルと手順が確立されていて、そのまま運用ができれば未経験でも店舗運営ができるくらい素晴らしい仕組みがあります。
そのマニュアルを運用するのは人間なので、個人の思想の違いやスキルの差が出ることがあるでしょう。
良かれと思って番号ではなく、商品名で呼びかけた。
番号を読み上げるのを忘れてしまった。
マニュアルという道具を使うのならば、全員が統一して使える道具を目指して、根気よく教育を行うことが大切です。