少し振り返ったら、身近な前と後ろを見てみましょう。
大晦日ですね。
日本のこの日は年越しそばに紅白歌合戦が思い浮かびますが、除夜の鐘からの2年参りをする人もいるでしょうか。
我が家も毎年近くのお寺で除夜の鐘をつき、お寺からの振る舞いでお汁粉を頂きながら2年参りをするのが恒例でしたが、今年はおとなしい年越しになりそうな気がします。
除夜の鐘はつかせてくれるらしいので、寒い夜にお塔婆をくべる焚火にあたりながらの年越しになるかもしれません。
うちの娘は普段から夜更かしさんなので、大晦日も焚火を見るとテンションが上がるのが面白いところ。
動物の本能というところかも?
そんな静かな年末なので、今年一年をぼんやりと思い返すかと思いきや、そんなことはなく。
来年から新たに始まるプロジェクトをあーだこーだと考えています。
本来目指していたことのはずですが、いざ目の前にぶら下がってくると一瞬躊躇するところがかわいい【慎重さ】が見て取れるところです。
でも、【慎重さ】はリスクを想定しながら行動を起こす資質なので、最終的にはえいやーと見切りでも発車します。
クライアントの様子を見ながら、ついついやってしまいがちなやりすぎだけは注意していこうかなと思います。
この辺りのさじ加減が難しいところですが、クライアントの【活発性】とわたしの【慎重さ】をいい感じにまぜっかえしていこうかと画策中です。
とはいうものの、やっぱり一年の振り返りというものは必要なので、少しだけでも。
今年はコロナという未知のウイルスに振り回された一年となりましたが、新しい発見も多かったのではないでしょうか。
特に人間の本質が表面化して、隣人の意外な一面が見られるいい機会になったと思っています。
人が集まることによって必ず生じる個々の多様性ですが、コロナ後はより明確になってきたなぁという感覚ですね。
それぞれの考え方を受け入れつつ、これから変化する世界をどうしていくか。
こんな場面は一時的にも強いリーダーシップが求められる世界になるような気がします。
多様性による意見の食い違いは顕著になりますが、見解は違えど共通の素敵な未来を構築して導いてくれるといいですね。
個人的にはのらりくらり、波に揺られていた一年でした。
来年は波に乗れるように、今から準備あるのみです。
今年一年、たくさんの方々とお会いし、励ましてくださり、助けて頂きました。
本当にありがとうございます。
こんなわたしですが、来年もどうかよろしくお願いいたします。