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予定よりも余裕

予定よりも余裕

その瞬間に見えた課題に目を向ければ、一瞬で問題解決をする場合があります。

1月はちょっとした業務サポートも含めて、出張が続いています。

去年までは2月が一番のピークでしたが、お気楽な立場になってからはある意味平均化されてきたような印象です。

仕事の中でもこなさなければならない仕事量に波があると、思ったようなクオリティを出すことができなくなります

自分ではそんなことはないと思っていながら、無意識のうちにある地点で落ち着いてしまったり。

このブログも毎日更新すると決めていますが、時間に迫られて余裕がなくなってくると適当になりますしね。

作業量もそうですが、心にも余裕があるかないかで、顧客に提供するクオリティが変わるのが面白いところです。

人間は精密な機械ではないので、しっかりと自分をケアしてあげることがとても大切だったりします。

わたしが業務サポートをする時でも、ちょっとしたコンサルに入る時でも、経営計画を立てる時でも実は同じ考え方です。

本来は1日なら1日という決められた時間の中で一定の成果物が作られるべきですが、わたしは成果物の形や量には拘っていないのかもしれません。

当事者が心にも時間にも余裕を持った上で、課題に対してしっかりと自分と向き合って欲しいなって思っています。

こちらからの押し付け提案ではなく、自分達でこれからの行動を決めてもらう。

なのでクリティカルな解決案が出る時がある反面、時には時間をかけた割に結論が出なかったよね、という事もあります。

ビジネス的には少し甘いかもしれません。

ひょっとしたら期待はずれと見限られる事もあるかもしれませんが、個人的には当事者個人の自発的な力を信じたいと思っています。

ひょっとしたら、これが最近よく聞くエンパワーメントなのかも?

知らんけど。

そんな仕事のやり方をしているので、当初予定していた目的と離れたコンサルをして帰ることも稀に良くあります。

今回も2日間という時間の枠組みで未来計画を立てたいという依頼でした。

これから5年先10年先の未来をあーだこーだ話しながら、あれこれと数値化していくので、時間はいくらあっても足りない内容です。

それでも半分以上の時間を現状把握に使ったのは、当事者のベクトルが強く向いていたことと、未来に繋がる重要なポイントだったから。

そこを無視して当初の目的を果たそうとしても、気持ちがそちらに向かわなければ結局は砂上の楼閣となってしまいます。

堅牢な城砦を作るには土壌がしっかりとしていなければなりませんし、土台も丈夫にする必要がありますよね。

それらのポイントをしっかりと抑えた後に、未来を見据えるとブレずに意思決定をすることが可能になります。

あくまでも予定は未定。

大切なものが見えた時には、躊躇なく予定を変更してチャレンジすることが大切です。

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