短い時間で価値を伝えられる1分自己紹介は、どんな場面でも心強い武器になり得ます。
ブログで電話の話を書いた途端に、営業電話がかかってくる不思議に遭遇しています。
こういうことってよくありますよね。
わたしは出張に出るとお問い合わせの連絡を受けることが多いジンクスがあるのと一緒なのかもしれません。
まぁ、出張が多いので問い合わせのタイミングがばっちり合っているのかもしれませんが、その辺りは気にせずに前向き思考していく感じです。
どんな営業電話だったかというと、挨拶もそこそこに二言目には「お客様にご提案できる資料ができましたので、今日の17時か18時にお伺いしたい」といったもの。
唐突過ぎて言葉を失った瞬間で、言っていることの意味がわからずに少し無言になってしまったくらい。
いやー、変化球に弱いですね。
なんとか立ち直って、今日はお会いできませんと伝えると、先方は強気に「御社では新規集客は必要ありませんか?」と言ってくる。
そこで初めてこの電話の目的を知ったというのが衝撃の展開。
世の中にはこういう新規顧客開拓手段があるんだなぁって、しみじみと感じた瞬間かもしれません。
新規顧客を開拓するソリューションを提供している(であろう)会社が、(おそらく)調達した電話番号リストの絨毯爆撃で新規開拓をしている。
そんな事実に気付いた瞬間に笑いそうになりましたが、丁重にお断りしたのは言うまでもありません。
今となっては無下に断らずに、どんな新規開拓のソリューションなのか聞いてみればよかったと後悔しているので、次に電話があったら興味本位で会ってみようかとも思っています。
まさか顧客リストを渡されて、順番に電話をするように指導されたりはしないですよね?
これは随分と極端な例の気がしますが、世の中ではよく起こっていることだと感じています。
俗にいう「おまいう」「盛大なブーメラン」「鏡見たことある?」ですね。
言っていることとできていることがまったく違うと、1ミリも信頼に値しないと感じ取られてしまうことが多いです。
よくある投資話って、これと同じですよね。
絶対に儲かります!という謳い文句で近づいてきますが、世の中に絶対儲かる投資なんて存在しませんし、存在していたら誰にも教えずに自分でやります。
絶対に儲かるのは話を持ち掛けた人だけというのがオチですよね。
講師業界でもよく言われることが、いくら立派なセミナーを開催できても本人が儲かっていないということがよく起きています。
これはコロナ禍だからしょうがない、と言い訳はできません。
どんな状況でも顧客に価値を提供することが仕事なのに、自分では価値を生み出せないと証明しているようなもの。
自分の価値を示せないままでは、どんなに行動を起こしても雑音と化すだけでしょう。
しっかり興味を引いてもらえる旋律を奏でられるように、普段から練習を積み重ねていくことがとても大切です。