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初取引は観察対象

初取引は観察対象

手順を踏んでお互いの利益を確保することはビジネスの基本となります。

この業者はダメかもしれない。

久しぶりにそんなことを感じた一日だったので、今回は人のふり見て我がふり直せ系な内容になるような気がします。

ちょっと前のブログで契約書にもお気楽にサインをしてしまうくらい、わたしは経営者としてはまぁまぁのお人好しだと感じてはいます。

それでも助けて頂いてくれる方々のおかげで、なんとかかんとかやって来れているのは感謝しかありません。

わたしができないことをやってもらっているので、本当に基本は丸投げな感じ。

ほぼ手も口も出さないですし、相手の提案は少しだけ思案しますがスピードで受け入れることが多いですし、それでも自社に利益を残せるように頑張ったりもします。

それでも受け入れられなかった業者は前回のぼったくり業者に続いて、今回はスピードが遅くていい加減な業者でした。

その業者は紹介で知り合いました。

この紹介者が喜んで使うのだから間違いはないんだろうな、と感じていましたが、おそらく使い方のイメージが異なっていたのかもしれません。

その業者とのお付き合いは仲介業者を挟まない形になるので、価格はそれなりに安いという繋がりでした。

わたしもその手の話は好きなので、仲介業者の利益が乗らないならお願いしようと即断です。

最初の印象は若い担当者でしたが、明るくはきはきした感じで仕事をしてくれそうな雰囲気を醸し出していました。

連絡もLINEを使ってくれたので、話を進めやすいし要望も伝えやすいしLINEのレスは早い。

いい感じの業者を紹介してくれた、と思ったのもつかの間、最初に感じた違和感は見積もりが全然出てこないということでした。

最初は外部視点から見てもらった際に気になる点が出てきたので、ちょっとした追加工事の見積もりを依頼しました。

それが待てど暮らせど送られてこず、10日以上経った今でも無回答

ちょっとした依頼でも、価格の回答がなければ実行するかどうかの判断がつきません。

相手が初めての業者ならなおさらですよね。

何度もお付き合いがあるのなら感覚で進めてしまうところですが、わたしも少しは慎重になっているということでしょう。

見積もりに関してはもう1点あって、せっかくなので別仕事も発注しようかと見積もり依頼をした際、こちらは規模も大きかったせいか、出てくるのがかなり早かったんです。

しかし、こちらから提示した予算の2倍の見積もりを出してきた上に、状況の違う2点の依頼にも関わらずコピペに近い内容でした。

予算オーバーはどうしようもないので、内容を精査して削っていくことにしました。

最近お世話になっている業者に立会をしてもらって、見積内容を精査していくと、改善点がわんさか出てくる出てくる。

やる必要がない部分が入っていたり、絶対にやらないといけない点が不足していたり、低価格で収められるようにやり方を変えることができたり。

元の見積もりは本当にコピペで作ったんだろうなっていう内容で、この時点で大きな違和感が発生したって感じです。

決定的な違和感は納期が際限なく延びていくこと。

最初は1月中に完了するはずが2月中旬になり、先日には3月上旬でお願いしたいという要望がLINEでポンッと来た感じです。

あまりにも軽くて笑っちゃう感じなのが面白いですよね。

納期が延びるということは、多くの場合において双方の利益を損ねるということに繋がります。

依頼側はサービスが納められないために機会損失が発生するし、受注側は同じ受注額に対してかかる時間が延びるために収益が圧迫されます。

そのような関係が長く続けられるわけはなく、今回して頂いているお仕事に感謝をして、またのご縁がありましたらお会いしましょう、さようならとなります。

ぐだぐだと長く書きましたが、初取引というのは二度と来ないチャンスであり、将来の収益を決めるとても重要な場面だということです。

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