次のステージへの進み方が明確だと、努力の方法がわかってやりたくなったりします。
この4日間はスキンダイビングをがっつりやってきました。
昨年の秋ごろに突然ハマりだして、何やかやと冬には講習にも行きだし、あまり推奨はされないですけれどもソロで潜りに行くようにもなっています。
本当に何が起こるかわからないものですね。
でも、スキンダイビングって聞いたことがない人も多いんじゃないかなと思います。
ダイビングと言えばスキューバというのが一般的な感覚でしょう。
わたしも5年前にスキューバダイビングを始めて、一気にアドヴァンスまでライセンスを取ったりしています。
その時に海って面白い、という事を感じたのがきっかけだったかもしれないですね。
海のダイビングには他に競技としてフリーダイビングがあって、これは一息でどれだけの記録を出せるかを記録できるかのスポーツ。
一息でどれだけ深く潜れるかとか、どれだけ横に泳げるかとか、どれだけ息を止めていられるかとか。
まさに自分との戦いというか、自分と向き合って対話をするような感覚の競技なんだそうです。
ちょっとそこまでの領域に達していないですが、フリーダイビングは自分の限界を知って鍛錬していくような感じですね。
深さ10mまで潜れるようになったら、次は12mを目指すとか。
世界記録は深さ130mまで行っているみたいなので、まぁ超人の領域な気がします。
とはいうものの、フリーダイビングって競技人口がそこまで多くないので、ポッと出で日本代表になったりすることも結構あるみたい。
フリーダイビングを始めて数年で日本記録を出したりということも起こり得るので、ハマると結構なポジションまで一気に駆け上がれるのかもしれないですね。
でも、そこまでストイックにやるわけではないのがスキンダイビングという領域なんだそうです。
スキンダイビングは一言で言うと、自分のスキルの範囲内で海を楽しもうというスポーツ。
自分が5m潜れるならば、5mの範囲内で楽しめる海に行ったり、泳ぎ方をしたりって感じですね。
それでも自分のスキルが上がればできることが増えるし、行動範囲も広がるので、どんどんと楽しくなってくるのが病みつきになったりします。
5mまで潜れたけれども、これが8mになったら見れる景色も変わるし、行きたい場所にも行けるようになったり。
海の中は地形が複雑で、あちらこちらに洞窟とかトンネルがあったりするので、そんなところをくぐっていったり。
そして、そういう所は魚の隠れ場所になっているので、色んな魚がいたりするんです。
スキルが上がればそんな楽しいことも可能ですし、スキルの成長具合もRPGみたいに数字でわかるのもいいんですよね。
深さが10mまで潜れるようになったら、次のトンネルにチャレンジしたり、新しいちょっと深いポイントに行ってみたり。
ステップアップする様子が明確なのは、すごくモチベーションに繋がったりします。
ということは、実際の業務にも落とし込むとゲーム感覚で新しい仕事を覚えるようになったりするんですよね。
これがスキル表という形で見える化をすることで、社内にいる誰がどんなスキルを持っていて、今どんなステージにいるのか。
そして、他の仲間を次のステージに連れていくには何をサポートしてあげればいいのか。
そんなことが共通言語になるんです。
仕事を馴染みのあるゲーム感覚にすることで、日常をちょっと面白くすることができるんです。