過去の成功体験はとても大切ですが、やり方に固執せずに成功した思考を踏襲することが未来を作ります。
今週は少しのんびりしていた一週間。
ある程度まとまった休みがあるとよく充電期間と表現したりしますが、わたしの場合は漏電期間になることが多くて、むしろ調子を崩したりすることがあるんですよね。
空白期間をバッファ(余裕)と取るか、受注の取れなかった無駄な時間と取るか、判断が分かれるところだとは思います。
TOC的に言えばバッファはとても大切。
特にわたしみたいな一人会社の場合は、たまに特急仕事を頼まれる時がありますが、バッファがなければ請け負うこともできません。
今年も何件か相談があり、資料提出があるから来週までに概要を掴んでおきたいという相談から、明日までに数字の資料が必要だから助けてという直電まで色々。
すべてには対応できなかったのが少し心残りではありますが、そんな時のためのバッファって大事ですよねってことがまず1点感じているところです。
とはいうものの、一人会社ということはわたしが動かないと会社の数字は上がっていきませんし、利益も残せません。
TOC的に言えばボトルネックと言われる立ち位置です。
ボトルネックは最大限に活用することが会社の利益を最大にする1つの方法であり、ボトルネックに注目してチーム活動を行うことが大きな成功要因になることは間違いありません。
会社の利益に直結するボトルネックにバッファを持たせること。
二律背反にも見えますが、見かたによっては利益を放棄することと同義に見られるかもしれません。
わたしがそんな意思決定をすることに対して躊躇がなくなったのは、ここ最近になってからだと思っています。
心境の変化があったかと言われるとそういうわけでもなく、ざっくりと言えば「あれもこれも」をやめたというのが根底にあるのかもしれません。
わたし的にボトルネックへの対処法としては、選択と集中をおこなうことをまず第一に考えてもらっています。
これまでTOCを導入してきた企業の業務フローを検証してみると、多くの場合はボトルネックの仕事がスムーズに流れず、滞留した業務の多さから時間が足りないとか、余裕がないという現象が起こります。
そんな現象にやきもきをしたとある社長は、ボトルネックであろう部門の社員だけ集めて、集中的にTOCの考え方を入れようと1日セミナーをしたことがありました。
やー、これがまたいいところまで話し合いが進むのですが、最後の一歩がどうしても本人たちには踏み出せない。
それは自分たちの仕事のやり方を変えるということであり、今まで積み上げてきたものを手放す意思決定が必要でした。
わたしのファシリテーション不足もあり、その日は抜本的な解決にはならなかったのが心残りとして記憶に残っています。
ただ、今では社長を先頭に改革を進めていて、改善活動からボトルネックを脱却したと報告があったのが幸いでした。
まぁ、何がいいたいか。
両手にいっぱい物を持っていたら、次の宝物が掴めないので手放すことも大切です。
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