「明日できることは今日やるな」が座右の銘と語る有名人がいますが、一般的には何でもいいのですぐにボールを返すとうまくいくことが多いです。
色々な取引先と連絡を取り合っていると、ほんのちょっとの差でやりやすい取引先・やりにくい取引先が出てきたりするものです。
時代の流れとともに連絡手段が同期型の電話ではなく、非同期型のメールやLINEなどに置き換わってきてから、だんだんと違いが顕著になってきた気がします。
こういった変化は古くはポケベルから始まり、携帯電話にメール機能がついた頃から徐々に起こってきた波でしょう。
情報の伝達手段はこの20年間で大きくシフトしてきたので、情報を扱う際のリテラシーに差が出てくることもあります。
1970年代生まれのわたしのような世代が境目になっているような気がしていて、境目だからこそ上の世代・下の世代がよく見えたりするのかもしれません。
なので時には「もったいないなぁ」と感じつつ、自分もそんな考え方に陥っていないかなと、時に振り返ることがあります。
そんな中でやりやすい取引先はもちろん、返信が早い取引先だと最近特に感じています。
いくら非同期のコミュニケーションとはいえ、レスが来るのが1日後2日後というのは長すぎると感じてしまうのは、「ひょっとしたらわたしがせっかちなのかも」とも思いつつ。
そうは言っても、すぐに何かしらのお返事をもらえたら、こちらもモヤモヤしないし打てる手が変わるのにな、とも思ってしまっていたりします。
最近もあったのですが、こちらからの要望に対してすぐに「確認します!」とだけ返事くれる人と、3日以上返事がない人がいました。
どちらもこちらからお仕事をお願いしている取引先なので、この差にはまぁまぁビックリします。
もちろん、すぐに返事をくれる取引先がやりやすいのは言うまでもないですね。
TOC的に言えば、以下のような要因が絡み合っているんだなぁってつくづく思う瞬間です。
・終わった仕事はすぐに次へ流す。
・マルチタスクではなくて、シングルタスクで集中して業務をこなす。
・相手主義で仕事を進める。
こんなことを意識し始めると、実は非同期でやってきた連絡はすぐに返した方が仕事が楽だと気付くかもしれません。
ぴろーんとスマホにやって来た連絡を見た後、返事をするのを保留するとその瞬間からマルチタスクが始まります。
ひょっとしたらわたしだけかもしれませんが、その連絡のことが頭から離れないことってありません?
これって目の前の仕事に全然集中していないということですし、気が付いたら頭から離れない事柄がどんどんと溜まってきます。
そうするとあっという間に頭の中は滞留した仕事でいっぱいになって、次から次へとやってくる連絡事項や締切仕事をこなせなくなってきたりします。
そんな泥沼に一度ハマってしまったら、抜け出すには一旦すべての仕事を片付ける必要がありますが、それができれば苦労しないと思われるほど至難の業ですよね。
頭の中に仕掛品が溜まってしまわないように、仕事は手早く次の工程(相手)へ投げるとあら不思議。
次第に頭の中がすっきりと片付いていくのがわかると思います。
同時に相手もすぐに状況がわかって喜んでくれるという、やらない手はないのがこの考え方だったりします。
TOCでいうボトルネックの解消方法は無限にありますが、その1つにはスピードという概念は外せない指標なんです。
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