人を思い通りに変化させることはできないので、変化してきたことに対して注目することがとても大切です。
今回はちょっとだけ家庭のお話を入れてみようかと思っていたりします。
とはいうものの、そんなたいそうな話ではなくて、わたしから見て面白い現象だなぁって感じていることがありまして。
わたしの住居は賃貸アパートで、夫婦と小学生の子供1人で暮らすにはまぁなんとか大丈夫かなと思うくらいの広さ。
子供が中学や高校にあがるくらいの頃には手狭になるような気はしますが、まだ何も意見は出てきていないので、時が来たら考えようかなという感じでしょうか。
うちは夏や冬になるとエアコンが大活躍しますが、リビングはオーナーさんから壁に穴を開けてはダメと言われていて、仕方なくリビングには窓用のエアコンを設置してあります。
今ではほとんど見かけなくなった窓用のエアコンですが、空調設備としてのパワーは6畳ほどで高くありません。
リビングの広さ的にはパワー不足なくらいなのですが、うちではなぜかリビングにある4つのドアを開けっ放しで使われていることがほとんどだったりします。

エアコンの性能が高くない上に、ドアを開けっぱなしにしてエアコンを使っているので無駄な電気代がかかっているのは明白なのですが、わたしが帰宅するとほぼ全てのドアが開いています。
なので、わたしが帰宅してまず最初にすることは、開いている4つのドアをすべて閉めることだった時期がありました。
この原因の1つは電気代をわたしが払っていて、どれだけ電気代がかかっているかをわたし以外は知らないということがあるのでしょうが、これについては次の機会に譲ろうかと思っています。
まぁ、自分の懐が傷まなければ、社員も経費に目が向かないのと似たような感覚ですよね、これって。
そんなことが結構な期間続いていましたが、ある時からわたしが帰宅するとそそくさとドアを閉めるようになりました。
おおー、閉めるんだ。。。と思ったのも束の間。
ドアを閉めるのはわたしが帰宅した時だけで、その後にドアを使った際はもう開けっ放しです(笑)。
今このブログを自宅のリビングで書いていますが、使っていない部屋のドアは全開だったりします。

それでも、まずは自分でドアを閉めるようになったのは確かな改善事項ですよね。
「開けっ放しで当然」から「閉めないとダメかな」に変化したのは、人の意識改革としてはとても大きな変化です。
この変化に至るまでには数年かかりましたし、今でも必ず閉めるかというと閉めません。
でも、この変化を引き起こしたことで、これからの展開がとても楽しみになるのは間違いないでしょう。
同じように会社での社員教育でも、たとえ強制だとしても、まずはやらせることが良い方向に向かうことも多かったりします。
強制なので実際に効果が出るのがいつになるのかは、最終的には本人次第になってしまいますが、続けていればいつかは花開きます。
教育にかけた時間とお金分がすぐに成果として結びつくかと言えばそんなことはまずありえません。
でも、やり続けていれば小さな気付きが生まれ、やがては大きな気付きに結びついていきます。
鉄に生じた小さな亀裂でも、そこにある程度の力が加わると一気にバキッと割れてしまうのを脆性破壊といいますが、そんな人の覚醒が起こるのが個人的には楽しみだったりします。
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