どんな体験をするにしても、本人の意欲が成果を左右するのは世の中の真理ですので、自分の感じたことと向き合うことがとても大切です。
体験というのは万国共通なんだなぁってことを、当たり前なのですが改めて体感した2日間でした。
先日はMGのインストを行っていたのですが、参加者の中にちらほらと外国籍の方を見かけるようになったと感じます。
日本は若年層の人口減の影響もあるのでしょうが、中小企業では求人をしても応募がないこともあり、選択肢の1つとして就労者に外国籍の方がいることが珍しくなくなりました。
よく見かけるのは技能実習生として日本に来ているケースですが、飲食系の会社では就労ビザを取って普通に戦力として活躍している人も多いという印象です。
とある飲食店の小さな店舗は3人の社員で回しているうちの2名が外国籍で、バリバリ明るく元気に毎日働いてくれる頼もしい存在。
でも、教育という観点で見るとどうしても日本人が優先されてしまうような感覚でした。
そんな中、先日は2名の外国籍の方が初めてMGに参加してくれたのが、とても嬉しかったりします。
1人は中国籍の女性、もう1人も北東アジアの女性で、海外から日本に来ている若者特有の前向きさがとても素敵な2人です。
この前向きさ、日本人の若者からはあまり感じられなくなったような気がしますが、そんなわたしが若かった頃もそうだったのでしょう。
わたしが20歳代だった頃は飲食店に勤めていて、「将来は独立して自分のお店を持ちたい」と言いながら、目の前の仕事をこなして満足していたような気がします。
与えられた仕事をこなしてやった気、できた気になっている痛い若者だったんだろうなぁと振り返りつつ、今では謙虚な気持ち(と自分では思っている)でMGやTOCのインストをしているのが面白い感じです。
まぁ、そんな話は今回の主題ではない気がするので置いておいて。
まだ日本に来て日が浅いのか、日本語も流暢ではなく、ランチの発表でも頑張って自分の気持ちや考えを伝えている姿がとても好印象でした。
それでも本人の意欲とは裏腹に、MGという現実は残酷なもので、なかなか思うように利益をあげることはできません。
MGに慣れるまで時間がかかり、順調(?)に自己資本を減らしてしまって、初心者にありがちな成績でフィニッシュ。
その結果、母国を離れて日本で働くという意思決定をするくらいの人ですから、相当悔しい思いをしているのは想像に難くないでしょう。
周囲の人は初めて会う人ばかりなので、その想いをMGの2日間で発することはありませんでしたが、感想文でしっかりと想いを書き出してくれていました。
「今後は自分で店を作りたいので、MGは必要。うまくできるために努力します。絶対勝ちたい!」
MGは成績よりも期数、期数よりも交流と言われます。
確かに期数を重ねれば嫌でも学びは大きくなりますが、そう何回もMGに出られるわけでもない人も多いのは事実で、少ない回数で学びの効率を上げたいと考える人もいます。
そんな場合、効果を上げる要素は本人の気持ちだったりします。
勝ちたいという気持ち、楽しいという気持ち、嫌だという気持ち、自己嫌悪の気持ち。
MGで色んな体験をした後に、自分の気持ちと向き合ってみると色んなことに気付けるかもしれませんね。
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