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受けた恩は石に刻む

受けた恩は石に刻む

【刻石流水】という言葉がありますが、かけた恩は水に流し、受けた恩は石に刻むことを忘れずに生きたいものです。

何かと忘れっぽいわたしですけれども、覚えていることはいつまででも覚えていたりするのが面白いところです。

【慎重さ】という資質の特徴からあまり物事を忘れることがなさそうに見えるのですが、【慎重さ】が過ぎると時間をかけ過ぎてついつい忘れてしまうという本末転倒なことになったりします

「もうちょっと様子をみよう」とリスクに備えて検討しているうちに、検討していたことすら忘れるという、どこが【慎重さ】なのかわからなくなるんですよね。

本人が「忘れた」とはいえ、たいていの場合は当日になるまでにスケジュールを見たりして思い出すので、どこかに支障が出るかというと出ない場合が多いです。

【慎重さ】の資質が感じる「忘れていた」というのは、「事前チェック前の事前チェックができていなかった」程度のものだったりするかもしれません。

同じ言葉を使っているようでも、1人1人が異なる意味で使っていることがほとんどなので、どのように統一させるかも大事だったりします。

そんな微妙に忘れっぽいわたしですが、いつまで経っても頭から離れないことがちょこちょこあります。

すごくどうでもいいところでいうと、今から30年以上前の少年野球をやっていた頃の一幕を覚えていますし、今でも事あるごとに頭の中で映像がリピートされたりします。

当時はレフトを守っていましたが、試合中に1回だけイチローばりのレーザービームでホームに返球をしたことがあったんです。

自分でもめっちゃかっこいいと思いましたし、チームメートもコーチたちも騒いでいましたし、なぜか後日になってピッチャーとかサードの練習をさせられたりと、何かやってしまった感が満載でした。

他にも遊びで友人のみぞおちにパンチしたら綺麗に入ってしまって、なぜか笑いながら悶えている友人の光景だったり。

深夜のボードゲームが面白過ぎて騒ぎまくってしまって、近所から激おこのクレームが入った時の光景だったり。

まぁまぁどうでもいいことも含めて、鮮明に覚えていたりします。

そんな中でも決して忘れてはいけないことは、自分を助けてくれたり成長させてくれたり、今の自分を形作っている礎を築いてくれたことに関しては忘れてはいけません。

わたしの場合は30歳半ばまではいかんともしがたい男でした。

前回のブログでも書いた内容ですが、今まで経験も知識もないような職種に配置転換があり、仕事内容が大きく変化して以来、人生の歯車が動き始めたのを実感しています。

この配置転換がなければ考え方が変わることは大きく遅れていたでしょうし、もちろん行動も、人生すらも変わることはなかったでしょう。

当時、関わって頂いた方の多くを今でも覚えていますし、配置転換を決定した社長とは手法の観点では分かり合えない部分も多かったですが、ご恩を頂いた感謝すべき人だと思っています

他にもビジネスパートナーという立場ながらあり得ないくらいのご指導をいただいた人生の先輩もいらっしゃいますし、単独開催として初めてのMGに駆けつけてくれた方々(広島や神戸からも!)も忘れられません。

飄々としていながらも、経営に対しての直感や人そのものに関して本気で向き合う姿を見せて頂いた方もいらっしゃいました。

挙げればキリなく思い浮かぶ方々全員に恩返しをすることはおそらく叶いませんが、できる限りの恩返しと恩送りができる人間になること。

8月はちょっと余裕があったので、そんなことを考えてたりしてました。

さて、9月からはまた色々と飛び回りますよ♪

 

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