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準備8割

準備8割

やれる準備はいくらでもありますが、どの準備をどれだけするかは事前に考えて選ぶことができます。

前回は会議の準備は大事だよねー、みたいなことをお伝えしました。

この準備というものが結構くせ者になることがあったりします。

「準備8割」でも「段取り8分」でもなんでもいいですし、営業関連で言われる格言としては「行ってから知るな、知ってから行け」など、多くの同じような意味の言葉が伝えられています。

それはどんな分野であろうとも、物事に取り組む前の段階で結果はほぼ決まっているようなものだということ。

同じスキルを持っている2人だったら、準備してきた人と準備してきていない人が物事に当たった場合、当たり前の話ですが準備してきた人の方が上手にこなせますよね。

世の中には全く同じスキルを持っている人というのは存在しませんが、新入社員同士などはそんな状況に陥りやすいかもしれません。

そんなこともあり、社会人なりたての3年目くらいまではあえて仕事の質を追い求めるのではなくて、多くの準備をして仕事量をこなすことが大切だったりします。

とはいうものの、近年の雇用情勢において仕事量を多くこなすということは、残業に繋がるので逆風になることが多いかもしれません。

ですので、会社の方針として仕事量を増やすことが難しくなりました。

これが青田刈りともいえる新卒重視の採用方式の弊害でもあって、日本は社会人になるまで社会に必要なスキルがほぼゼロで入社するという世界でも珍しい国です。

スキルゼロからのスタートなので、当然のことながら最初は成果をあげられませんが、時が経つにつれて社会に必要なスキルを身につけていくでしょう。

その過程において、会社から要求される仕事量が多くない場合、1年も経つと新入社員同士の実力差がつきやすくなったりします

与えられた仕事量をこなせばいいと考える人もいれば、それ以上に自ら進んで努力をする人もいます。

会社から与えられた業務10だけで日々を過ごしてきた人と、自らプラスして業務15を毎日続けてきた人の間には、経験差が生む実力に大きな差が生まれるのは当然でしょう。

と、本来は準備の話をしようかと思ったのですが、随分と話が逸れてしまったので元に戻すかちょっと考えどころですね。

まぁ準備というのがとても便利な言葉で、普段から使っていたとしても、とても抽象的な言葉だということに気付かない場合があるんです。

そうすると何が起こるかというと、準備をしたつもりになることがあります

例えば山登りをすると決まったとすると、一番の目的は頂上まで登って戻ってくる過程を安全に楽しく行えることでしょう。

そこでどんな準備するかというと、ある人は登山に必要な道具を調べたり経験者にオススメツールを聞いたりして、ばっちりと道具を準備します。

ある人は余裕を持って頂上へ登れる体力を作る為に、ジムへ通ったり階段の上り下りを意図的に行ったりして準備します。

どちらも同じ準備なのですが、さて登山の目的を達成しやすい準備はどちらでしょうかということ。

同じように考えれば、会議に参加する準備はなにかということも、会議の目的を明確にすればやらなければならないことが見えてきます。

PDCAで当てはめれば、Aの部分をしっかりと目的を持って行うことであり、次のPに結びつける準備を行うことを意識することが大切です。

PDSも同じ手順ですが、PDCAはよりプロセスを明確にした分、行うべきことも明確になるようなイメージですね。

 

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