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その先には

その先には

MGはただの経営シミュレーションなのですが、まぁまぁ現場そのままの現象が起こり得るのが興味深くもあり、頭を使うところでもあります。

このブログを書いているのは金曜日。

前日までの2日間はMGインストをしていましたし、明日からの2日間もMGインストをします。

そんなこともあり、書く内容もやっぱりMGに関してのことになるのは必然とも言えるかもしれません。

本当にいろんな事が起こるんですよね、MGって。

普通の研修だといい子ちゃんにしていれば問題は起きないと猫を被れますが、そうもいかないのがアクティブラーニングの面白いところです。

そんな効用もあって採用活動にMGを使う企業もありますが、その話は別な機会に譲るとして。

今回は比較的よく見るMGあるあるを書いていこうかなと思います。

先日のMGは初心者が多く、20期を超える参加者は2名のみの2卓といった状況。

それでも若い参加者が多いので、ゲーム自体はそれほど混乱もなく進められるのがすごいところなんですよね。

若いっていいなぁ、と心底思いながら、大変なのはもちろん決算からです。

あちこちから「合いませーん!」「合いませーん!」「次こっちお願いしまーす!」と声をかけられるので、まさにちぎっては投げ、ちぎっては投げの連続で処理をしていきます。

その中で1名、必ず同じ記載ミスをする参加者がいました。

第一表⑮棚卸しの期末在庫です。

ここが合わないんですと見てみると、「期末在庫3」「会社盤(現場)3」と書いてあるけれども、実際の会社盤に乗っている紫キャラメルは2個。

まぁ、一度や二度ならよくある話なのですが、この参加者は前回のMGでも同じような間違いを繰り返していたのを覚えていたので、普段はやりませんが論理的に問い詰めてみることにしました。

まず合わないと報告されたけれども、あなたが書いた帳票の棚卸し数字は合っていると思うけれどもどういうことか。

なぜ合わないと思ったのか。

合わないことをどうやって伝えようとしたのか。

そんな感じに問うた後に、会社盤に2個しかないのに「期末在庫(現場)」に3と書いたのはどうしてかと聞いてみると、返ってきた答えは「ノリで」でした。

ノリかよ!(笑)

それを聞いて、わたしも他の参加者も笑いに包まれたのは言うまでもありません。

さて、多くの場合はノリで行動を起こす参加者が悪いとしてしまうところですが、それでも参加者の行動が間違っているわけではないとするのがMGの醍醐味です

決算で困る行動をするということは、リアルな現場でも同じことが起こっている可能性が高いということ。

MGでのミスはどうでもいいのですが、さて現場で同じようなミスを起こさないようにするためにはどうすればいいか。

そんなことを考えるのがMGのインストラクターだったりします。

 

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