タイトルで不快に思う人はきっとこのブログも読まないとは思いますが、この短い文章に今の社会の縮図があるなぁと感じる今日この頃です。
楽しみな人もいれば、楽しみじゃない人もいますよね。
わたし的には楽しみとかそういう観点で仕事を見なくなったので、最初の印象は「ふーん」程度でした。
それがあっという間に大炎上して、1日で広告を取り下げて広告主が謝罪するという事態になっているそうですね。
その理由は「不快になる」「ディストピア感がある」「働く人をバカにしている印象」「時代に合っていない」「出勤時に見ると傷つく」などなど、まぁまぁ寄せられたみたいです。
こういうニュースを見ると、最近の働き方の変容はすごく時代に合っているんだなぁと実感する瞬間かもしれません。
人が「不快になる」のはどんな時かというと、望まないことをされた時ではないでしょうか。
セクハラやパワハラはその最たるもので、「して欲しくない人」から「して欲しくないこと」をされると訴えたいくらい不快になります。
ネットなどでよく見るのが「信頼できない上司」から「肩を叩かれた」のでセクハラされたという感じですね。
このダブルで不快なことが起きるのが肝で、どちらか片方ならそこまでコトが大きくなることはありません。
今回の広告も「誰とも知らない人」から「言われたくないこと」を広告に書かれたので、反射的に不快な感情になったのかな、くらいなこと。
書かれていることはそこまでネガティブではないと思いますが、でもその実、現代社会の闇の核心をついている言葉でもあるのでしょう。
どの程度の数のクレームが発生したかは公表されていませんが、結構な広告費をかけた広告を1日で取り下げるくらい、少なくない人が「仕事が楽しくない」と感じているということです。
そういう感情的なことは感情活用研究会にお任せするとして、この広告の真の目的は「ビジネスは人が創るものであるので、やる気や情熱に満ち溢れていなければ機能しない」ことを伝えることでした。
その目的を達成するためには、あまりにも言葉足らずだったというところでしょうか。
しかし広告主の狙いとしては、あの広告文から会社を検索してもらって、多少なりともネットで話題になってくれたらという算段があったのだと思います。
そう考えれば、この大炎上を果たしたことで当初の目的は達成されたも同然ですね。
多くの人が批判が起きていることをネットニュースを見て知り、どこが広告を出しているかを知り、広告の真意を知ったわけです。
おそらくは今回の広告に批判的な人はターゲットではなく、共感してくれる人がターゲットになり得るでしょうから、広告の拡散数は駅で広告をして目にする数の何十倍にもなったでしょう。
批判の中の1つに「時代に合わない」とありましたが、実は時代にピッタリの広告内容だったと言えなくもありません。
そんなわけで、広告の方法だったり、仕事の在り方だったり、人生の歩き方だったり、色々と考えさせられる1件だということは間違いありません。
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