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ロケット開発

ロケット開発

新しい世代には新しい感性が必要な場合も多く、小さな芽を大きく育てられるかが命運を分けることになります。

ホンダが小型宇宙ロケットの開発に注力すると発表があり、ニュースになっていました。

これまでもホンダは新規事業として、ホンダジェットが4年連続で納入数世界1位となったり、二足歩行ロボットの開発などもしています。

車やバイクといった本業以外にも話題が絶えないホンダですが、ロケットへと進出するのはホンダジェットのノウハウの蓄積を考えると順当といったところでしょうか。

ロケットエンジンへの技術転用は十分に可能でしょうし、燃焼室の実験はすでに進められているということでした。

ホンダとは別にトヨタは北海道大樹町のインターステラテクノロジズと協力関係にあるという話もありますので、トヨタも自動車産業の行く末を考慮しての新規事業展開でもあるでしょう。

ガソリン車は世界主要国の傾向として早ければ2030年から販売禁止の措置が取られるのが決まっていますし、その頃を境に販売台数は急激に落ちていくことは間違いありません。

さらには生産年代によって通行規制をしている地域も出始めたので、2030年以前から買い控えが起こることも予想されます。

そう遠くない未来に売上が大きく落ちることが見込まれる自動車産業。

本業に大きな固定費を抱えている両社にとっては、新規事業の展開が急務になることは火を見るより明らかです

そんな危機一髪な現場に携わっていない側から見ると「大変だよねー」と井戸端会議をしていますが、当事者の経営者は気が気じゃないのは伝わってくると思います。

新しい時代を生きる道を模索しているのがホンダであり、トヨタなのですが、今の時代はどんなビジネスモデルであろうとも対岸の火事ではありません。

今まで売れていたサービスが明日も売れるとは限りませんし、今後1年間売れ続けるかというと断言はできませんし、5年後10年後ともなるとサービス自体が存続しているかも断言はできない時代。

スピードが速くなったとも表現されますが、いつ・どんな変化が起こるかは誰にも予測がつかないのが今の世界線です。

そういうこともあり、新しいMQを生み出すことができる事業の開拓というのは、会社を存続させる点においては結構重要な立ち位置になります。

7つの習慣でいうと「緊急ではないけれども重要なこと」に位置する、その中でもトップレベルの重要案件の1つでしょう

この役割を担うのは会社の大小関係なく役職上位であるはずで、取締役ともなれば新しいMQを生み出すことが仕事であり、使命であるという位置付けになるのが一般的です。

しかし、役職上位ということはそれなりに年齢も高くなってきているでしょうし、世代に差が出てくると世間が求めている感性との差も広がってきます。

先日も自社の赤チップ(広告)とは何かをディスカッションしてもらっていた時、若い社員の飲食店の探し方に役職上位の方々が衝撃を受けていたのを思い出します。

ほんの10年も経つと、自分たちの常識が通じなくなってくる時代。

ホンダでもロケットの開発は、ロケットをやりたい若手が推進しているのだそうです。

役職上位者の役割は、支援者として下の世代を支えていくという役割に変わっていくのかもしれませんね。

知らんけど(笑)。

 

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