あれも必要、これも必要と増え続けてきた手続きですが、はてさてなくしてみたら何が起こるか考えてみるのも面白いかもしれません。
わたしは出張の時、移動手段としてレンタカーを使うことがほとんどだったりします。
場所によっては電車やバスが通っていたり、タクシーで十分だったり、お迎えに来てもらえたりするのですが、自由度を考えるとレンタカーが一番上位に来るんですよね。
時間が決められていたり、ひと手間かかったり、ましてやお客様のお時間を浪費してしまうのを避けたいですし、お互いにwinwinな手段な気がしています。
この辺りはデフォルトの【最上志向】×【慎重さ】の成せる思考パターンだなぁって、いつもながらに思います。
とはいうものの、先方からお迎えしますとお申し出がある時は、謹んでお受けするようにしています。
お断りする理由もありませんし、先方が引け目に感じないやり方が一番ですからね。
そんな今回もレンタカーを使ったのですが、そこの仕組みがなかなかに面白いやり方でした。
楽天トラベルから予約をしたのですが、どうも備考欄に配車場所と返却場所を記載しないと受け付けしないみたいです。
店舗へ行ってレンタルするつもりだったので書かれていることの意味が分からず、「後で店舗に問い合わせてみよう」と決めて、とりあえずスルーして予約を入れたんです。
そして店舗を検索してみたら。。。ない(笑)。
厳密には住所は明記されているのですが、googlemapで見ても店舗らしきものはないし、路地裏みたいな場所でレンタカーのお店がある雰囲気ではないんです。
ということは、もしかして?
タイムズみたいに店舗を持たずに運営しているレンタカー会社なのかも?と、やっとこ思い至りました。
予約サイトの長ーい説明書きをよーく見てみたら、「送迎時間やお貸し出し手続きの待ち時間短縮!『配車・乗り捨て専門店』です」と書いてあったのを探し出した感じです。
レンタカー屋さんには店舗があるという先入観が邪魔をした行動ですね。
なんとなく仕組みがわかったので、さくっと予約の取り直してみたのはいいのですが、先方から連絡は全くありません。
おそらく固定費を極限まで削って運営しているのでしょうから人も少なく、無駄な連絡などはしないのでしょう。
初めて先方から連絡が来たのはレンタル当日の朝7:30、レンタル開始が8:00でしたのでなんと30分前の案内でした(笑)。
ここまで放置するわたしもわたしだなぁと思いますが、予約が取れてなかったら近くのレンタカー屋さんに行こうかなとお気楽な性格が出ましたね。
その案内では配車の場所(近隣のホテルの駐車場に勝手に停めてましたが(笑))、返却のやり方が携帯のメッセージにつらつらと届いた感じです。
店舗でのめんどくさい確認や手続きは一切なし、手続きなしだけど免責補償料込みだし、それでいて軽自動車4泊5日で7,000円の破格プライス。
いらない作業や固定費を削り倒せば、ここまで価格設定を落としても儲かるんだなぁって感じる瞬間です。
普通の会社は事故を起こされた時を想定して、免許証のコピーを取ったりサービスや保険の確認や手続きを行いますが、よく考えると事故を起こしたとしても警察に連絡をすることが普通。
仮に自爆事故を起こして走行が可能であり、乗り捨てで逃げられたとしても、連絡先はわかっていますし、いくらでもやり取りは可能なはず。
でもやっぱり、万一のリスクを考えると手続きをしたくなるんですよね。
それが普通だと思います。
さて、その普通が本当に必要かどうか。
業務の中にはそんな普通がたくさん転がっていたりするかもしれません。
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