顧客に聞くことが一番ですが、顧客が現状に慣れてしまっているとうまく引き出せないことがあるので、上手に潜在ニーズを感じ取ることが大切です。
自宅の最寄り駅に新しくできたスタバがまぁまぁの大盛況なんです。
平日もいつ行っても半分以上は席が埋まっていますし、土日は満席当たり前のレジ前にはだいたいお客さんがいます。
開店景気かと思いきや、すでに3ヶ月くらい経っているので、完全に地元民に求められていたサービスなんだなぁって感じます。
わたしは千葉県の市川市に住んでいるのですが、最寄り駅は鉄道駅としては比較的最近に敷設された駅です。
この地区が開発されるまでは湿地帯が広がっていたらしくて、東京まですぐそこの場所なのに開発が後回しになっていたのはそんな所以なのでしょうね。
なので住人は移住組ばかりですし、なぜかインド人が多いという特殊な地域だったりするのが面白いところです。
でも、インド料理屋さんはそんなにないんですよね、不思議と。。。と思ったら、隣駅にわんさかとありました。
そんな地域の駅前にデーンとそびえ立っているのが天下のAEON。
この近辺の住民はすでにAEONなしでは生きられない身体になっているような気がします。
ここ以外にスーパーはありませんいし、ゲーセンも自転車屋さんも家電屋さんも文房具屋さんもメガネ屋さんも、もちろん映画館もありません。
なので多くの人が集まる場所なのですが、そんな場所を作りだせることが企業の大きな強みであって、まぁオープンする前から勝ちが決まっているビジネスなんだろうなって気がします。
それはそれとして、スタバがオープンしたのはそのAEONの中。
自然と人が集まる立地なのは確かなのですが、正直な感想として、AEONという一等地でなくても繁盛していた気がしています。
というのも、駅前にあるドトールがいつも繁盛しているからなんです。
土日は常に満席で、入る時は先に席を見つけておかないと注文した後に後悔する時があるくらい。
わたしの仕事時間の半分くらいは使わせてもらっているような感じなので、肌感覚でなんとなく需要が伝わってきます。
他に代わりになるところがないかと言われると、サイゼリアかヴィドフランスが候補になりますが、純粋なカフェではないので少しばかり気を使ってしまいますし、電源がないのが珠に傷。
マックもあると言えばあるのですが、この寒い時期に入口を常に開けっ放しにしているので、店内が寒すぎて入る気にもならないので最初に除外されます。
そんな感じで、純粋なカフェが少ないなぁって感じていて、時には隣駅まで歩いていくこともあったくらい。
同じように2年前にできたシェアオフィス兼コワーキングスペースもあっという間に満席になっていたので、地域的にゆっくりできる場所を提供して欲しいという需要があったのでしょうね。
この地域は一般的にはベッドタウンのように見られる区画で、駅前もお店は少なくて活気があるわけではないのに不思議なものです。
何が言いたいか。
需要を探るのは本当に難しいもので、勝手な予測ではまず当たりません。
直接顧客に聞かないとわからないものです。
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