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相手中心

相手中心

理想とするところは自立的・自発的とよく聞きますが、組織が大きくなるにつれて難易度が上がっていくので、結局は規律・規範に落ち着いてしまうことが多いのではないでしょうか。

なんだかんだと人間って自分のことが大好きなんだと思っています。

人の起源からしてそもそも動物なので、生存本能や防衛本能というのは現代でも存在しますしね。

まずは自分が生き残ることを考えるのは至極自然なことであって、家族は別として仲間を守るのは自分の安全が確保されてからというのが通説です。

この家族を守るというのも一説あり、例えば子供を守るために親が犠牲になるという行為は合理的ではないというのを記事で読んだことがあります。

まだ子孫を残す能力がなく生存能力に乏しい子供が生き残るよりも、子孫を残す能力がある親が生き残った方が種が存続する可能性が高まるという話ですね。

確かにとても合理的な話で内容自体は理解できますが、おそらく多くの人の感情が揺れ動くんじゃないかなぁと、勝手に想像しています。

いきなりこんな話から入りましたが、先日参加させていただいたふとんMGで「相手中心が大事だよね」というお話があったからなんです。

コミュニケーションは相手とのやり取りで成立しますが、よくあるのがやるだけやって相手のボールを取りもしないという、こちらの意向を伝えるだけの行為。

これではいかんと反省して相手中心にしようとすると、「相手の意向ばかり聞いてたらダメになる」と否定から入る人が出てきてぐだぐだになったりして。

実際にわたしもそういう意向のトップを目の当たりにしたことがありますが、今でも人の悩みは尽きないような状況が続いているようです。

相手中心という言葉の解釈の違いで切ない結果になるのは寂しいような気もしますが、それも経験であり、自分の決めた道なので未来に期待というところでしょうか。

相手中心と言っても、相手がやりたいようにやってもいいという無責任なコミュニケーションではないはずですよね。

MGを実施する上での基本的な考え方として、「教えない」「教え合い」「紙は自分で」という3つの考え方があります。

なんともまぁ抽象的な指針で、これだけで解釈をするのはなかなかに難しいのではないでしょうか。

おそらくですが解釈は人の数だけあり、当初の意図を完全に引き受けるのはほぼ不可能に近いんじゃないかなと思っています。

もちろん近づく努力は惜しみませんが、3Dプリンターではないのでオリジナルと全く同じコピーはできませんので、誰しもが自分の経験を含んだ解釈となっていきます。

そんな中での解釈の1つとして、この3つは相手中心主義にまるまる含まれるような気がしています。

相手のやりたいようにではなく、相手が自分の意思で成長できるように導いていくこと

そのためには未来への方針と明確な指標、そしてコミュニケ―ションを取る際の心が必要になってくるのは間違いありません。

言うのは簡単ですが、実施はとても困難だと感じますが、ひたすらに実践しているふとんMG主催の四国繊維販売さんはとても素敵な会社でした。

 

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