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コロンブスの卵

コロンブスの卵

自分が答えを知っていることは教えたがるのは人の性質で、知っていることをシェアしたい衝動とどう戦うのかも道なのでしょう。

先日、娘とYouTubeを見ていた時のこと。

なにかこう、娘からめっちゃ監視されるんですよね。

監視と言ってもそんなに大げさなことではないのですが、ちゃんとYouTubeの画面を見ているか、チラチラとチェックされるような感じです。

共通体験をするということにものすごく敏感なのか、リアクションを知りたいのか不明なのですが、おそらく「面白い動画を見せているんだから笑うかな?」みたいな感じでしょう。

ある意味、共感を求めているのかもしれませんが、ただ単にドヤ顔をしたいだけなのかもしれません。

何はともあれ、かわいいヤツです。

そんな日常風景ですが、ある動画を見ている時にコロンブスの卵の話になりました。

どんな動画だったのか、スコーンと忘れてしまったのですが、わたしのことですから思いもよらない発想はやったもの勝ち的な内容のような気がします。

コロンブスと言えば、大航海時代の15世紀に遥か大西洋を渡り、新大陸(アメリカ大陸)を発見した冒険家。

当時は船と言えば木造で頑丈とはいえませんし、台風などの気象予測もできなければ食料の保存技術も未熟な時代。

長期間の航海は大変困難を極めて危険に満ち溢れていましたが、一番の障害は何と言っても地球は平面であり、地球の端は滝になって奈落の底へと落ちると信じられていたことでしょう。

果てしなく水平線が続く海をひたすら前進すると、いつか滝から落ちるんじゃないかと言い知れぬ不安が船員の感情を蝕み、これが爆発すると反乱がおきて船を乗っ取られ、引き返ざるを得なくなったりしていた時代でした。

まぁ、リアル冒険ができる時代ではありますが、まさに命がけの大冒険が繰り広げられていたのが大航海時代だったりします。

そうした困難を乗り越えてきたコロンブスですが、「新大陸なんて誰でも発見できるでしょ(笑)」と言っている人達に向けた、とんちみたいなエピソードがコロンブスの卵。

それにならって、娘に「卵をたててみて~」とお気軽に伝えてみたのですが、さて娘が冷蔵庫から卵を取り出そうとしたその時。

「殻が割れると雑菌が入るからダメ!」と即ブロックが入ったのは、少しびっくりしたのが本音です。

少し違うのかもしれませんが、当たり障りのない教育をしているように見える日本教育の縮図を見たような感じかもしれません。

人は体験から多くのことを学んでいきます。

いくら知識があったとしても、体験をしていなければ実践で活かすことは難しいのは紛れもない事実です。

そのためには失敗も含めて、自分で考えさせて体験をさせるのが近道なのですが、いざやろうとすると難しいこと難しいこと。

「教えない」とは待つということ。

相手中心で思いやる心がとても大切になってきます。

 

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