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情報の表現方法

情報の表現方法

情報のSTUVという考え方がありますが、相手のレベルによって情報の出力を調整する必要があるように感じるのと同時に、教育の大切さも実感するところです。

情報ってとても大事ですよね。

インターネットが普及してからこれまでの課程の中で、世界に散らばっている情報の量は指数関数的に増え続けています

どのくらい増えているかというと、2020年の全世界のデータ量を合計すると44ZB(ゼタバイト)になるのだそうです。

もう単位が聞いたこともない領域ですが、身近なGB(ギガバイト)を使うと1兆GBが1ZBですので、ざっと44,000,000,000,000(44兆)GBということでしょうか。

インターネットを活用してデータ化する人口が飛躍的に増えたことと、ストレージ技術の発達によってデータ媒体の小型化と堅牢化に成功した所以ですが、これからもっと増え続けていくのは必然でしょう

一説には2025年の一年間で増加するデータ量は163ZBになる試算もあるそうです。

これは世界に存在する総データ量ではなく、2025年単年だけで増加するであろうデータ量であり、総データ量は今の20倍にもなるという壮大な試算がなされています。

今この瞬間でも人間が処理できるデータ量を遥かに上回っている状況ですが、これから芋づる式に増え続ける未来がやってきます。

わたしも情報の荒波に振り回されることもありましたが、今ではある程度必要な情報に着目をするようにしてから、まぁまぁ心穏やかになってきたかもしれません

ひょっとしたら代わりに何かを失っているかもしれませんが、物事はなんでもトレードオフ。

望む姿になるためには、何かを捨てることも必要であり、やらないことを決めるのもとても大切な要素だったりします。

このことを書き始めると本題に入らないので次の機会に譲るとして、情報は見せ方が大事だなぁと最近つくづく感じるところです。

基本は相手を主軸にしなければ、何の役にも立たないどころか、意図しない受け止め方をされて方向を見失うという怖い状況を作ることにも成りかねません。

わたしがツールとして使っているストレングスファインダーは、情報として34の資質を提供しています。

それも各個人の上位10資質を目立つように配置替えをしているだけで、シンプルに文字の羅列として提供する形を取っています。

長年ストレングスファインダーを使ってきて知識が増えてくると物足りなく感じてくるもので、守破離の破として初めてストレングスファインダーに触れる人たちに向けて、見せ方をアレンジして提供をしてみたことがありました。

簡単にお伝えすると、少しビジュアル的な表現を施して、個人が持つ才能を組織の中ではどんな立ち位置になるかを一目でわかるようにした感じですね。

そうすると何が起こるかというと、組織内における個人の才能をパッと見で表現できるのですが、受け止める側はどうしても弱い面に気を取られてしまうことが起こりました

これは受け止める方が真面目であればあるほど、責任感があればあるほど、回復思考であればあるほど感じる傾向であり、これも才能なので基本的には止めることはできません。

弱みにも着目する資質の向き合い方はストレングスファインダーの理解や実践が進んでからと思っていて、最初から弱い面に着目をするのは避けたいですし、開発者の思想からも外れます。

近年ではビジュアル的に全体像をわかりやすく示すことが良しとされている傾向にありますが、相手次第ではひょっとしたら情報過多になるかもしれません

良かれと思ってあれもこれもと情報を提供し、綺麗にビジュアル化することが上策ではないのがよくわかりました。

シンプルで明確なのが一番であり、ストレングスファインダー34資質のシンプルな表現方法は、長年考え抜かれた試行錯誤の結果なんだなぁって思う今日この頃です。

 

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