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特性分析

特性分析

個人の特性を理解することはとても意義のあることですが、活用するかどうかの意思決定は本人次第であり、組織で言い換えると教育のしかたと価値観の方向性によるでしょう。

世の中には山のように特性分析のツールがあったりします。

あまり日本人には馴染みがない分野ですが、少数ですが使っている人は使っていますし、大企業は定期的に活用している所がちらほらあったりするそうです。

大企業ともなるとコスト的に全員に導入というわけにもいかないので、とりあえず一部署とか上層部だけとかになるのでしょうね。

そう考えると中小企業は全員に共通の教育を行きわたらせることが可能だというのが強みになり、人で差をつけるという戦略にマッチするでしょう

そんなわたしも特性分析は好きな部類で、少し前はEGやPCM、今はストレングスファインダーを主に使っているという感じです。

特性分析好きはストレングスファインダーで言えば【分析思考】、EGで言えば青、PCMで言えばThinker、エナジャイザーで言えばわからん(笑)、って感じでしょうね。

そういえばEGの会社を退職してからもうすぐ3年、EGの仕事を再開できるといえばできるなぁ。。。資格も予定もないけど。

そんな特性分析ですが、個人的にはなかなか活用しずらいなっていうのが正直な感想です。

というのも特性分析を知って何が起こるかというと、今までの人生の中で触れてきていなかった考え方であり、人によっては全く新しい価値観として受け入れる必要があるということです。

これがいかに難しいかは、歳を取れば取るほど実感してくると思います。

人は今まで生きてきた中で体得した価値観で生きてきたので、基本的にはこれからも同じ価値観で生きていきたいと無意識に考えます。

これって社会性を重視する日本では顕著に表れるようで、日本人は会社での顔、家庭での顔、友人と会う時の顔、一人の時の顔などなど、個体で色んな顔を持ち合わせているようなイメージかもしれません

色んな顔を1つの個体が持っているので、ふとした時に自分自身って何だろうと疑問に思って自分探しの旅に出ちゃう人もいれば、全く疑問にも思わずに一生を終える人もいるでしょう。

そもそもの話、学校生活で個性を無視して全員が同じであり平等という、学校での顔を持つことをこれでもかというくらいに指導されるので、その価値観が当たり前だよねと信じて大人になる人がとても多いのだと思います。

親になった世代がそんな価値観で子供と接するので、子供はどうしても同じ価値観として長い時間を過ごすことを強要されたりしますから、傾向としてはどんどんと強まっていくのが今の日本かもしれません。

その事実が特性分析とどう関係してくるかというと、色んな顔を持つということは自分の特性を意識することもなければ、活用する隙間がないということだったりします。

それぞれの顔を維持して社会をそれとなく生きるという、学生生活や家庭で培った手段を優先しますし、実はその方が日本では圧倒的に楽なんですよね。

自分の中に違う顔を持つことで少しくらいストレスがあったり、他人との関係性をそれなりに繋いておくほうが生きやすいし、今まで当たり前だと思って生きてきたので違和感もない。

なので、わたし自身は特性分析が大好きなので自分の顔で生きるようになりましたが、全員が全員、その生き方を歓迎するわけでもないですし、受け入れてくれるとも思っていなかったりします。

何が言いたいか。

人間って面白いくらいにタイミングというものに左右されるので、今この瞬間で受け入れられなくても、その時が来るのを気長に待つというのも手なんです。

 

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