人の強さはまちまちであり、一概には測れるものではありませんが、自分自身の道を見つけることはとても大切です。
前回のブログで個人個人が強くなる必要があると書きました。
これって日々たゆまぬ鍛錬で己を律し続けなければならないとか、そんなめんどくさいことではないですし、わたし自身もそんなことはやりたくありません。
人間って生きているだけで色々と見識が増えていくもので、ある程度は自然と成長していくのが現代社会だと思います。
学校生活を経て社会人となり、合間に部活動やサークル活動、委員会活動などを経て今に至っているわけで、途中で何も変化がないはずがありません。
学生の頃は学校が変わるので数年おきに自然と環境が変わりますから、子供って成長スピードがすごく速いと感じますよね。
もちろん若いので脳細胞もフレッシュですし、経験体験も少ないので先入観もあまりない状態ですから、体験すること学んだことをスポンジのように吸収してしまうのもあります。
わたしはそれ以上に、周囲の環境の変化が大きいと思っていますので、子供って保育園から小学校、中学校、高校、大学、社会人と、節目があるごとに大きく成長するチャンスがあるという感じです。
それが大人になると、この環境の変化が起こりづらくなります。
というのも、自分で意思決定をしない限りは大きく変化しなくても生きていける手段があるのが今の社会という表現になるかもしれません。
最近は揺らぎつつありますが、日本は基本的に終身雇用を前提にしていますし、法律もそういう方向にならざるを得ないように整備されています。
とはいうものの、同じ会社で勤めあげられるのならそれが一番いいのは確かです。
となると、よく接する人間は社内の人間や新しく入ってくる後輩たち、取引先の社員さん達になるかと思います。
自分の意思決定でなんとかなる範囲は交友関係で広がったり、人によっては結婚などで大きく環境を変えるかもしれません。
子供の頃に比べると自分の行動範囲は多少広くなったかもしれませんが、流動性という観点では自分を取り巻く環境が大きく変わることがなくなるのではないでしょうか。
人が強くなる主な要因は、経験体験の数と強みの理解だと思っています。
知識やスキルも捨てがたいのですが、それらは使ってみて経験してみないとわからない部分が大きいので、順位としては下がるかなという感じですね。
人は経験体験からしか学べない、と言われることがありますが、個人的には言い得て妙だなーという感覚でしょうか。
わたしの強み的にはデータ分析が得意なので、情報を集めることから始めて検証したい派ですが、実はこれって経験があれば必要がなくなる分野でもあります。
ただ世界には解明されていない部分もまだまだ多いですし、経営面で言えば企業ごとに異なる最適な分析方法があるので必要であることは間違いありません。
それでも経験体験があるだけで判断スピードも精度も格段に上がるので、ベースとしてのレベルアップは事あるごとに心掛けておくと、冒頭の個人が強くなることに繋がっていきます。
その為には、新しい体験をさせるという観点で教育研修や社内イベントなどが必要になってくるんですよね。
自分自身の意思決定で実行していける人は多くないので、意図的計画的に新しい体験をさせてあげることはとても大切です。
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