自社内での振舞い方がそのままMGにも出ることが多いので、客観的に見てもらうのも、自分自身を見つめ直す時間に使ってみるのも時にはいいかもしれません。
世の中には色んなシミュレーション方式があるものですよね。
MGやTOCはもちろんですが、他の多くの研修にも形は違えどシミュレーション要素が多く含まれて構築されています。
夢新聞なんかは自分の未来を具体的にシミュレーションして、新聞という手にできる物に表現することで現実感と達成時の喜びを持つことができたりします。
企業の周辺地図を使ったシェア分析なども、自社とライバルの動向を推測しながら、未来の顧客分布をシミュレーションをして打ち手を考えたりします。
現実の結果もすごく大切なのですが、加えてこれからのことも考えていく必要もあるのがビジネスであり、仕事であり、人生というもの。
特に自分の人生は自分でしか切り拓けないので、丹念に磨いておくに越したことはありません。
そんなシミュレーションですが、MGって実は最高のシミュレーションゲームなんだなって思っています。
シミュレーションって多くの場合は題材が決まっていて、未来についてとかマーケットについてとか、事前に用意された一点に絞られている印象ですが、MGってまぁ絞れないくらい観点が多いです。
会社経営そのものを取り扱うシミュレーションなので、各個人が今現在抱えているの課題に対して模擬実験をさせてくれるというイメージでしょうか。
参加者の数だけシミュレーションが発生して、でもそんなことはお構いなしな他の参加者がいて、自由な競争の中で起こり得る未来の1つを体験できる。
その体験がヒントになって現業の理解が深まったり、未来の戦略が変わったりするのが面白いところで、人の気付きには何かしらのきっかけを必要とする時があるのでしょう。
1人では解決できないことでも、色んな経験を持つ受講生たちと交流することによって、自分では見えていなかった側面を垣間見させてくれることがあります。
MGのゲームは市場とビジネスの体験ですが、さてゲームが終わって決算にフェイズが変わると、これがまた違ったシミュレーションが始まります。
今までは入札や事業戦略でしのぎを削っていた参加者達が、一斉に共通の目的に向かって作業を始める決算がスタートします。
自社の決算を行うというシンプルな目標ですが、ゴールまでの道筋はそれぞれ異なっているのが、状況をすごく面白くしているんです。
決算をするだけなのに道筋が異なるのはどういうことなのかというと、決算プログラムを経験している回数も違えば、決算手順の理解度も違う。
決算自体をやることが得意ではない人もいるし、計算を間違える人もいる、手順通りにやらない人がいる、困っても声をあげない人もいる。
そんな環境の中で自分がどのように振舞うのか。
この振舞い方は自社内で他の同僚に自分がどう振る舞っているのかが鏡のように表れますし、裏を返すと自社内でどのように振舞うのがいいのかというシミュレーションになったりするんです。
対比されるのが自社内の同僚ではなく外部の参加者なので、自社にはない文化や社員間の関わりかたを間近で見れるのはすごく貴重なチャンスですよね。
人との関わり合い方のシミュレーションをしてみるという観点も、時にはいいものです。
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