結果に頓着しないのも1つの強みではありますが、瞬間でも全力で取り組む訓練をすることで自分の足りない点に気付き、いつでも実力を発揮できる準備が整います。
先日は北の大地である北海道の企業で開催された社内MGに参加してきました。
なんだかんだと細く長くのお付き合いをさせて頂いていて、1年に1回くらいお会いすることがあったかもしれません。
そんな頻度のお付き合いですが、MGという共通言語があると久しぶりという感覚はあまりないのが面白いところですね。
近況報告も同じような感覚で伝えられるので、会社の変化や社員の成長も身近に感じられてすごく学ばせて頂いた時間ですし、改めて人の可能性を垣間見た瞬間でした。
最近は沖縄で研修をすることも増えましたが、北海道は北海道で違った魅力があって素敵ですよね。
とりあえず、晩御飯に帯広のソウルフードであるインデアンカレーを頂いて、めっちゃやる気になった前日でした。
そんな社内MGに潜入してきたのですが、社内MGを開催する第一命題として「結果にこだわる」という社長からのメッセージが力強かったのが印象的でした。
1期が始まる前の講義から会社の目指すところ、そして幹部や社員に求めるものは結果だとはっきりと伝える社長は、MGを道具として自身の思想を言葉にするという2日間にするという決意の表れでしょう。
そのメッセージはMGを始めて10期や15期の新卒の社員には荷が重い課題ではありますが、結果というのは何も自己資本を300超えなくては評価に値しないという意味合いではないと思っています。
1つの指標として自己資本という数字はありますが、他にも表彰対象としては計数力や区間賞、昇り竜もありますし、マニアックなところで行くと互恵力や先見性といった観点でも評価されます。
これらはその瞬間の実力が如実に表れますし、無意識下での人間力とも言っていいかもしれません。
その瞬間の実力を出し切ることが、実は次の成長に繋がることも多かったりします。
結果にこだわるということは、今の実力をすべて出し切ることだと思っています。
実力を出し切った結果、惜しくも結果が届かない場面もあるかとは思いますが、それは決して無駄な時間ではなく、次に繋がる大切な時間を過ごしたということ。
今の自分の全力を出しても届かないということは、他者は自分よりももっと実力があることがわかったのです。
これが自分の実力を出し切っていなかったとしたら、「自分はこんなものじゃない、まだまだやれる」と勘違いしてしまうでしょう。
自分の実力を過信してしまって努力することを怠り、大きな成長が望めないままに日々を過ごすことになってしまいます。
その日々は他の結果にこだわる人たちと全く同じ時間を共にするということ。
時が経つにつれて残酷にも大きな差を生み出し、気が付いた時には取り返しのつかない実力差が生まれることもあります。
その事実を把握した時に後悔したとしても、一度広がってしまった実力差は簡単には取り戻せません。
日常で常に意識をすることは難しいかもしれませんが、MGの2日間だけでも「結果にこだわる」ことに集中するだけでも、これからの人格を形成する良いシミュレーションになるでしょう。
スイッチを入れて本気になる。
そんな体験をさせていくのも、アクティブラーニングとして効果の高い時間となります。
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