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常識を疑う

常識を疑う

常識とは過去の社会や個人が作り出した暗黙の了解なことでもあり、環境や条件が変わるのならば常識も変わっていくことが自然の摂理でもあり、世の中の真理でしょう。

 

世の中には当たり前と思われる事柄が無数に存在していますよね。

小さなものでは時間を守るとか挨拶をするとか、大きなものになれば犯罪を犯してはいけないとか国を越える時はパスポートが必要とか。

多くは子供の頃に親から、幼稚園や保育園で他者との関係から、小学校の道徳や社会の時間で教わってくるので、大人になった今では自然と身についていることでしょう。

そんな暗黙の了解を含めた共通のルールで人間社会が平和的に形成されているから、共同体として絶滅の危機に瀕することなく人類がここまで発展してきたとも言えます。

仮に常識を無視してちょこっとはみ出たりするとあら不思議。

抑止力として矯正が行われたり排除が行われたりするので、人類ってまるで1つの生命体のような感覚になる時もありますね

日本は現代でこそ極刑はほとんど執行されませんが、少し前の江戸時代には公開で執り行われていましたし、島流し等の社会的な抹殺は当たり前に執行されていたので時代は変わるものです。

江戸時代が終わってからほんの150年という短い間にも、大きな常識の変化が起こっています。

そして今の時代の流れはこれまでの150年間よりもずっと早く、150年の時間をかけてゆっくりと変化してきた常識が、今では20年そこらで同じくらいの変化が起こっているのを実感するのではないでしょうか。

20年前の2002年に何が起こっていたかというと、1995年にWindows95が発売され、一般のPC環境が大きく変わってからインターネットが定着を始めました。

そして2002年にインターネットの普及率が50%を超えて、社会が急速にネットの時代へと突入した転換期だったりします。

とはいえネットが使えるようになったからといってすぐに常識が変わるわけではなく、コアなユーザーからじわりじわりと浸透していくわけですが、この変化のスピードは世代が変わると一気に進行します

子供の頃から自然とネットに触れていると、ネットを使うことが常識のままに大人になっていきます。

これが学校の教育しかり、核家族化の社会しかり、地方の空洞化しかりで、子供の頃の経験というのは大人になってからも大きな影響を及ぼします

科学技術の進化も相まって、昔はゆっくりと変化していた常識が今では20年足らずで起こってしまうという、とても変化のスピードが速い時代となりました。

インターネットのおかげでさらに時代の流れが早くなったので、実は身近で当たり前だったことが10年20年も経つと時代遅れになっていることが頻繁に起こっています。

自分の常識がいつの間にか社会の非常識になっていると感じると、少しばかりタイムスリップした感覚になるかもしれませんし、人によっては疎外感を得るかもしれませんし、はたまた怒りがわくかもしれません。

それは今の社会では当たり前のことになりつつあるので、常識の変化とも上手に付き合っていくことが大切になります

組織に所属している人であれば、自分の感覚と新入社員の感覚は全く違います。

家族を持っている人であれば、自分が子供だったころの感覚と今の子供社会の感覚は全く違います。

仕事との向き合い方も全く違えば、友達や上司との付き合い方も全く違いますし、お客様との繋がり方も全く違います。

おそらくですが、わたしを含めて今40歳以上の方たちは、これからの人生において常に自分の常識とのせめぎ合いになるでしょう

いつでも自分の常識をアップデートして上書き保存ができるように、自分を意図的に非日常的な環境へと置いて慣れておくことはとても大切です。

 

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