伝える側と受け取る側の両方を経験することで、今までとは違った視点で物事を捉えることができるので、意図せずして学びの幅が広がることに繋がります。
先日は福岡の博多へ、TOC学会に参加するべく飛んできました。
前泊は織り込み済みなので、早めに福岡入りして佐賀近辺のローカル路線を攻略するべく電車を乗り継ぎ、深江や唐津の素敵な海の景色にまずは癒されてました。
夏真っ盛りの日差しに映る海って、やっぱりいいですよねー。
途中下車をしたい衝動を抑えつつ、車内であれこれと思考を巡らせる時間がとても好きだったりします。
時には考えながらスコーンと寝落ちしていたり、そのせいで乗り過ごしそうになったりとしていましたが、無事に日が暮れるまでには博多に到着できました。
途中ホームを間違えて予定の電車に乗れず、1時間半くらい待ちぼうけになったりしましたが、まぁ世の中なんとかなるものですね。
どんなことを考えていたかというと、実はTOC学会で成果発表の機会を頂き、内容を始めとして今までどんなことで貢献できていたかなーなんてことを振り返っていました。
何せ初社内MGを開催して関わりを持つようになってから7年以上の時が経過しているので、その間に本当に色んなことがあったんです。
ただその全てを覚えているわけでもなく、データが残っているわけでもなく、発表の準備をしながらあれこれと思い出すことも多かったので、最後の一滴まで絞り出す勢いで物思いにふけっていたような感じです。
おかげでホテルに戻ってからあれこれとスライドを加筆修正することができて、現時点でお伝えできることはまぁまぁ入れられたと思っています。
事例発表とは言ってもわたしがやれたことは話し合いの場を作ることと知識を提供したことくらいで、改善の実行はすべて現場の皆様が自分達の力で成し遂げてくれたもの。
現場の皆さんの尊さを正しく伝えたいのが一番で、厳しい環境の中でどんなことをしてきたかをTOCの観点からしっかり分析しなければ失礼千万でしょう。
そんなことを考えながらのTOC学会でしたが、発表が1番手というまぁまぁ緊張する役割を与えてくださって、恐縮の限りで会場入り。
1番手なので後の発表の方々の為にも場を温めた方がいいかなとか思いつつ、こてっこての東の人間なので面白いことも言えないし何かごめんなさいとか思いつつ。
そんな内心テンパりながらの発表は置いておいて、普段は聞く側の立場から発表する立場になるとやっぱり景色が変わります。
しかも今回は博多での開催ですから、50名の参加者の中で顔見知りは数名程度しかいなかったため、前提の共有やなれ合いはまったく通用しないような環境でした。
でも、わたしの場合はそれがよかったように思えます。
どのように伝えるかというのはビジネスや生活の中でとても重要な要因で、一生をかけての探求事項の1つでしょう。
滅多にない場面での機会を与えてくださったおかげで、一番学ばさせていただいたのがわたし自身だと思っています。
教え合いは相手志向ではありますが、それを磨くためには自分を磨き続けるしかありません。
磨くとは場を経験すること。
内心は遠慮したいなとは思っていますが、そんな場を多く持っていくことがとても大切ですので、意図的計画的に増やしていこうかと思います。
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