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動き出した歯車

動き出した歯車

静止している歯車を動かし始めるには大きなエネルギーが必要ですが、一度動き始めれば小さな力を加え続けるだけで加速度的にスピードが上がるのが自然の摂理だったりします。

 

1月のお仕事はそんな時期なのかもしれませんが、計画作りのお手伝いをさせていただくことが多かったりする月です。

最近は「及川と言えばMGでしょ」みたいな見られかたをすることが多くて、街や空港で知り合いとばったり会った時には、前触れなく「今日はMG?」って聞かれることが多いのが面白いところですね。

思い返せば、SNSなどでの発信もMG関連がとても多いので、そういう見られ方をするのも自分自身が行っているプロモーションの結果なんだと思います。

そういう意味で言えば、「及川といえばラーメンしか食べていない」と思われているのと似通ったイメージかもしれませんね。

でも、わたしの業務で一番多いのは経営計画作成のサポートであり、それに伴った社員教育が一番のお仕事だったりします。

それは数字上でも表れていて、売上はもちろんですが利益面でも圧倒的に稼いでいるのが経営計画であり、わたしの一番の得意分野だと思っています。

そんなことを実感したのも、先日行った経営計画作成の一幕でした。

その企業はとても長いお付き合いをさせて頂いていて、振り返ってみればもうすぐ10年近くになるお付き合いでした。

弊社が今期8期目なので、実は会社登記前の個人事業で活動していた頃からお声掛け頂いているので、わたしの中では恩人に近い存在でもあり、わたしを育ててくれた懐の深い企業であると感じていて、感謝してもしきれません。

その期間内に幹部の皆さんとも共通の時間を共にしているので、改めてその成長ぶりを見ることができて、社長と一緒に感慨にふける瞬間もあったのが報われる瞬間でもあります。

というのも、初期の頃は経営の数字なんて見たところで何の足しにもならないような反応ばかりで、ただ言われている手順をこなしてもらうだけの時間がほとんどだったのを覚えています。

それでも回数を重ねながら、何度かMGもTOCも実施することで少しずつ変化していく幹部を間近で見れたのが素敵な瞬間でしたし、変化を始めてからのスピードが速かったのが驚きでした。

1番の変化は何かというと、仕事は向こうからやってくるものだという仕事観を打ち破って、自分たちで利益を出していくという考え方に変わった幹部が出てきたことでしょう。

最初の数年はMGをやったとしてもただ参加しているだけのような幹部もおり、いつになったら実業に落とし込んていくのかと、わたし自身がやきもきしていた時期もあったのは確かです。

だんだんと歯車が動き出してきたきっかけというのは2つあって、販売実績データが整い始めてきたのと、TOCに基づいた全社共通と実行計画でした。

MGやTOCの考え方を実業に落とし込もうとしても、今現在における経営データの分析ができなかったら手の付けようがない、ということだったんです。

手元にある経営データが決算書だけでした、なんていう状態では、どんなに優秀な職人を多数抱えていても、意図通りに狙った利益を出すことはとても難しいのは明白です。

会計・コンピュータ・仏教

MGで教えられる企業に必要な要素がこの3つですが、どれもが重要なピースであり、どれか1つでも欠けてしまったら不調が起こることは間違いないでしょう。

目的を明確にしてきちんとコンピュータを駆使し、数字を全社員のモノにすることで会社の未来が拓けていく様を目の当たりにできたので、今年も最高のスタートが切れたなってワクワクしています。

 

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