取引を開始するまでの過程は目いっぱい努力をするしチェックもするけれども、継続する努力を怠ってしまうのはとてももったいないことであり、未来の利益の損失でもあります。
先の週末はジーラボMGを開催していました。
東京駅から山手線で1駅の神田でやっているのですが、2ヶ月に1回程度の頻度だからか、ほぼ毎回初めての方が参加してくれるのがありがたい環境です。
前回は初参加5名の2回目参加が2名。
その中に250期や450期、そして1400期近い人も混ざってくれて、いい感じのごちゃ混ぜ具合が最高の2日間だと感じました。
でもまぁわたしだけがそう感じているだけで、実際にMGをプレイしている参加者は違う感想を抱くかもしれませんが、感想文を見る限り良い刺激を受けてくれたように見受けられたと思います。
日頃の仕事や学校では最初こそ新しいことだらけで色んな刺激を受けられますが、慣れてきてしまうと一定の日常が繰り返されるような感じになるかもしれません。
その環境は停滞しているとも言えますから、人の成長や変化という観点から見ると黄色信号が灯るので、たまにはMGのような違う環境に身を置くのもいい時間になったりします。
そんな非日常の2日間ですが、初参加が多いということは望む望まないに関わらず、とある現象が起きやすいというのが面白いところで。
多くの場合はMG的にいうと低Pな市場、一般的な表現では安売り合戦が繰り広げられます。
今回は活きのいい大学生が2人も参加していましたので、まぁまぁ安売りに拍車がかかりかかったというところでしょうか。
価格を下げて売っている方は売上を作る当然の行為だと思っている一方、経験者はある程度先が見えるのでそんな姿にモヤモヤする。
一言文句。。。ではなくて忠告をしてあげたいが、「教えない」という教えがある為にどうやって気付かせるかを考えて頭を悩ませるのが先輩側の苦悩ですよね。
幾度となく安売り合戦に巻き込まれてきた先輩たちですが、毎回相手が違うものですからアドバイスの受け取り方も違い、同じ伝え方をしても伝わるとは限らず、毎回が試行錯誤の連続となることでしょう。
いやー、いい学びの場ですね!
そんな場を経験していったり、MQ会計を学んでいったりすると、どうしても価格の感度という視点に敏感になってきます。
これは当然の流れであり、会社に利益を残すための方法はいくつかありますが、経営資源の限られた中小企業が打てる手の中では値上げというのは比較的やりやすい施策だと思います。
やりやすいなんてことは全くない!と思われる方もいるかもしれませんが、長期的に会社を発展もしくは継続していくためには、他の施策よりも効果的な面が多いような気がしています。
もちろん国の施策や契約面などによって価格を上げられない業態もありますので、それはまた別の話にしようかと思いますが、それでも工夫をして価格を上げている企業をちらほら見かけるので、何事も経営者次第ですね。
それよりも比較的困難であり、多大な労力はかかるけれども重要な施策は販売数の増加であり、顧客の質の上昇だとわたし自身は感じています。
利益は粗利益額と固定費の比較であり、利益を上げる手段はいくつもあるので頭を悩ませる要因ではありますが、お客様がいなければどんなにいいサービスを提供しても事業は続きません。
お客様は変わり続けます。
それを時代とか環境とか表現するかもしれませんが、顧客感度を高めることが重要であり、常に接しているからこそ困難な施策だったりします。
〈直近のセミナーのご案内〉
■3月4-5日(土日)
Y型MG in日本橋
■3月18-19日(土日)
ジーラボCFMG in神田
■5月13-14日(土日)
おいでやすMG in大宮
■5月27-28日(土日)
ジーラボTOC in神田
■6月17-18日(土日)
R☆MG in神田(仮)
■7月15-16日(土日)
ジーラボMG in神田
■7月22-23日(土日)
子ねずみMG in沖縄那覇
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